特許
J-GLOBAL ID:201903010856763844
使い捨て型バイオセンサチップおよびこれを装着するバイオセンサ
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-010199
公開番号(公開出願番号):特開2019-128261
出願日: 2018年01月25日
公開日(公表日): 2019年08月01日
要約:
【課題】尿中のクレアチニンなどを計測する熱型センサと、Naなどのイオンを計測するイオンセンサとを備えた使い捨て型バイオセンサチップとこれを脱着可能で、クレアチニン補正による各種尿成分の濃度分析をするバイオセンサを提供する。【解決手段】熱型センサ2とイオンセンサ3を備え、液体試料が通る流路中に熱型センサの反応部6A,Bを有し、反応部に酵素を固定し、検出用温度センサ20A、Bは酵素に接触もしくは近傍に配置し、反応部の流路の少なくとも上下面は、Siよりも2分の1以下の小さな熱伝導率を持つ材料で挟む構造で、熱型センサを備えたチップA、イオンセンサをも備えたチップB、イオンセンサを備えたチップCのいずれか、もしくはこれらの組合わせで、ベース基板1と重ね合わせて接合して一体化した使い捨て可能なチップ状の使い捨て型バイオセンサチップと、バイオセンサチップ脱着機構を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検出用の液体試料中の特定の基質成分とその濃度を、該基質成分に選択的に応答する酵素との触媒反応熱による温度変化を検出用温度センサにより検出する熱型センサを備えたチップAと、少なくとも該チップAからの電気信号を取り出す電極とその電気配線を有するベース基板と、を備えたバイオセンサチップにおいて、前記液体試料が通る流路中に反応部を有すること、該反応部には前記酵素を固定していること、前記検出用温度センサは前記酵素に接触もしくは近傍に配置されていること、前記反応部の流路の少なくとも上下面は、シリコン(Si)の熱伝導率よりも2分の1以下の小さな熱伝導率を持つ材料(気体も含む)で挟む構造であること、前記チップAと前記ベース基板とは、重ね合わせて接合して一体化してあること、1個の使い捨て可能なチップ状にしていること、を特徴とする使い捨て型バイオセンサチップ。
IPC (5件):
G01N 25/20
, G01N 37/00
, G01N 27/416
, G01N 27/414
, G01N 27/333
FI (6件):
G01N25/20 Z
, G01N37/00 101
, G01N27/416 351B
, G01N27/414 301U
, G01N27/414 301R
, G01N27/333
Fターム (7件):
2G040AB12
, 2G040BA26
, 2G040BA27
, 2G040CA02
, 2G040CA13
, 2G040CA22
, 2G040DA12
引用特許:
前のページに戻る