特許
J-GLOBAL ID:201903010908200975

スパースコーディングの秘匿演算方法、秘匿演算装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡田 賢治 ,  今下 勝博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-104032
公開番号(公開出願番号):特開2019-207384
出願日: 2018年05月30日
公開日(公表日): 2019年12月05日
要約:
【課題】エッジ/クラウドでの利用を想定し、広く普及した多くのアプリケーションソフトウェアが直接利用可能で、かつユーザーのプライバシーの保護を考慮したスパースコーディングの秘匿演算方法、秘匿演算装置及びプログラムを提供する。【解決手段】秘匿演算方法は、M次元の観測信号ベクトルyがK個の基底の辞書行列DとK次元ベクトルのスパース係数xを用いて、y=Dxと表せるとき、所定の辞書行列Dをランダムユニタリ行列を用いて秘匿化して秘匿辞書行列D^に変換し、観測信号ベクトルyをランダムユニタリ行列を用いて秘匿化して秘匿観測信号y^に変換し、秘匿観測信号y^と秘匿辞書行列D^を用いて最適化問題を直交マッチング追跡法で解き、スパース係数xを推定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
M次元の観測信号ベクトルyがK個(K>M)の基底を要素とするM×K行列である辞書行列DとK次元のベクトルであるスパース係数xを用いて、 y=Dx と表せるとき、 予め与えられた又は観測信号から学習した辞書行列Dを鍵pによって生成されるM×M行列であるランダムユニタリ行列QPを用いて秘匿化して秘匿辞書行列D^に変換して保存する辞書行列変換手順と、 観測信号ベクトルyを前記ランダムユニタリ行列QPを用いて秘匿化して秘匿観測信号y^に変換する観測信号変換手順と、 前記秘匿観測信号y^と保存されている前記秘匿辞書行列D^を用いて数C1で表される最適化問題を直交マッチング追跡法によって解き、前記スパース係数xに近似するスパース係数x^を計算する演算手順と、 を行うことを特徴とするスパースコーディングの秘匿演算方法。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (1件):
G09C1/00 650Z
Fターム (3件):
5J104AA12 ,  5J104AA18 ,  5J104NA39
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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