特許
J-GLOBAL ID:201903010946184185

ガラス板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): グローバル・アイピー東京特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-172435
公開番号(公開出願番号):特開2019-064903
出願日: 2018年09月14日
公開日(公表日): 2019年04月25日
要約:
【課題】成形体から最初に流下してガラス板の形状になる前のガラス板の先端部分の幅が、搬送経路の両側に位置する搬送ローラ対の挟持可能な幅に至らない場合であっても、短時間のうちに安定したガラス板の流れをつくる。【解決手段】ガラス板の製造法は、オーバーフローダウンドロー法を用いてガラス板を成形する成形工程と、前記ガラス板の幅方向の両側の領域を、複数の搬送ローラ対で挟持して前記ガラス板を搬送させる搬送工程と、を有する。前記成形工程の開始前に、前記成形体から最初に流下して前記ガラス板の形状になる前の、前記搬送経路の両側に位置する搬送ローラ対の挟持可能な幅に至らないガラス体の幅を、前記ガラス体の温度が、ガラス転移点+50°Cの温度から歪点になる場所に設けられている、一対の補助ローラによって前記ガラス体を挟んで両側から押圧して前記搬送ローラの挟持可能な幅に広げることにより、前記搬送ローラ対に挟持させる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
オーバーフローダウンドロー法を用いて成形体から流下する溶融ガラスを、連続するガラス板に成形する成形工程と、 前記ガラス板の幅方向の両側の領域を、前記ガラス板の搬送経路に設けられた複数の搬送ローラ対で挟持しつつ、前記ガラス板を下方向に搬送させる搬送工程と、を有し、 前記ガラス板の前記成形工程の開始前に、前記成形体から最初に流下して前記ガラス板の形状になる前の、前記搬送経路の両側に位置する搬送ローラ対の挟持可能な幅に至らないガラス体の幅を、前記ガラス体の温度がガラス転移点+50°Cの温度と歪点との間にある温度領域に設けられている一対の補助ローラによって、前記ガラス体を前記ガラス体の全幅にわたって挟んで両側から押圧して前記搬送ローラの挟持可能な幅に広げることにより、前記搬送ローラ対に挟持させる、ことを特徴とするガラス板の製造方法。
IPC (1件):
C03B 17/06
FI (1件):
C03B17/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
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