特許
J-GLOBAL ID:201903011467256240

ガス検出方法およびガス検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 藤本 信男 ,  大井 正彦 ,  大城 重信 ,  山田 益男 ,  重信 圭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-134720
公開番号(公開出願番号):特開2019-023631
出願日: 2018年07月18日
公開日(公表日): 2019年02月14日
要約:
【課題】シリコーン被毒耐久性が高く、シリコーン化合物が存在する環境下で使用される場合であっても、検出対象ガスの種類および濃度を一定の確度で検出することのできるガス検出方法およびガス検出装置を提供すること。【解決手段】本発明においては、各々間欠駆動される2つのガス検出素子を備えてなり、一方のガス検出素子にのみシリコーン除去フィルタを介してガスが供給される構成の接触燃焼式ガスセンサが用いられ、各々のガス検出素子に対する通電期間内において取得される一方のガス検出素子に係る2以上の出力データおよび他方のガス検出素子に係る2以上の出力データによって構成される被検ガスについての出力変化パターンを、予め取得しておいたパラフィン系炭化水素ガス、溶剤ガス、水素ガスおよびアルゴンガスの大別した4種の基準ガスの各々についての基準出力変化パターンに対照することにより被検ガス中の検出対象ガスの種類が特定される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
各々測温抵抗体に固着させた金属酸化物焼結体の担体に触媒を担持させてなる2つのガス検出素子が、同一または連続する通電期間と休止期間とからなるガス検出サイクルを繰り返すよう間欠駆動される接触燃焼式ガスセンサを備えたガス検出装置において実行されるガス検出方法であって、 検出対象ガスの濃度が既知の基準ガスを一方のガス検出素子に対してシリコーン除去フィルタを介して供給すると共に当該基準ガスを他方のガス検出素子に対してシリコーン除去フィルタを介さずに供給し、1ガス検出サイクルにおいて当該一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される基準出力変化パターンを予め取得しておき、 1ガス検出サイクルにおいて被検ガスについて前記一方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データおよび当該被検ガスについて前記他方のガス検出素子によって取得される2以上の出力データによって構成される出力変化パターンを取得し、 当該出力変化パターンを前記基準出力変化パターンに対照することにより当該被検ガス中の検出対象ガスの種類を特定するガス識別処理を行うことを特徴とするガス検出方法。
IPC (1件):
G01N 27/16
FI (1件):
G01N27/16 A
Fターム (14件):
2G060AA01 ,  2G060AB03 ,  2G060AB15 ,  2G060AE19 ,  2G060BA03 ,  2G060BB02 ,  2G060BB13 ,  2G060BB14 ,  2G060BB18 ,  2G060BD03 ,  2G060HC15 ,  2G060HC21 ,  2G060HD03 ,  2G060HE02
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る