特許
J-GLOBAL ID:201903013657113309

高い吸収性材料含量を有する吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 永井 浩之 ,  中村 行孝 ,  佐藤 泰和 ,  朝倉 悟 ,  出口 智也 ,  小島 一真 ,  山下 和也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-545922
特許番号:特許第6490590号
出願日: 2013年12月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 おむつ又はトレーニングパンツなどの、個人衛生用の吸収性物品(20)であって、前記吸収性物品が、前縁部(10)及び後縁部(12)を有し、長手方向軸線(80)が、前記物品の長手方向に延び、前記物品が、前記前縁部から前記後縁部まで前記長手方向軸線に沿って測定される長さLと、前記長手方向軸線上で、前記物品の前記前縁部から、Lの5分の2の距離に配置された地点として定義されるクロッチ点(C)と、を有し、 前記吸収性物品は、 液体透過性トップシート(24)と、 液体不透過性バックシート(25)と、 前記長手方向軸線の両側で、前記おむつの前記前縁部と前記後縁部との間に少なくとも部分的に延び、少なくとも前記クロッチ点(C)の前記長手方向位置に存在する、一対のバリアレッグカフ(34)であって、各バリアレッグカフが、前記トップシート及び/又は前記バックシートに直接的若しくは間接的に接合された近位縁部(64)、並びに自由末端縁部(66)によって画定される、一対のバリアレッグカフと、 前記トップシートとバックシートとの間の、吸収性材料(60)を封入するコアラップ(16、16’)を備える吸収性コア(28)であって、前記吸収性材料が、前記吸収性材料の少なくとも80重量%の超吸収性ポリマー(「SAP」)を含み、前記吸収性コアが、前記長手方向軸線に関して配置構成された少なくとも一対のチャネルであって、前記クロッチ点と少なくとも同じ長手方向レベルに存在し、前記物品の前記長手方向に少なくとも部分的に方向付けられた、少なくとも一対のチャネル(26、26’)を備える、吸収性コアと、を備え、 前記物品が、少なくとも30mm/kgの相対的クロッチ幅縮小(RCWR)を有し、前記RCWRが、以下の式に従って算出され、 式中、Wdが乾燥クロッチ幅であり、Wwが前記クロッチ点での湿潤クロッチ幅であり、Mwが前記物品の湿潤質量であり、Mdが前記物品の乾燥質量であり、前記乾燥クロッチ幅および前記湿潤クロッチ幅は、前記物品を、前記トップシートを上にしてプレート上に平坦に配置された状態で測定されたクロッチ幅であり、前記湿潤クロッチ幅及び前記湿潤質量は、RCWR試験に基づいて、前記物品の全体を生理食塩水溶液に15秒間浸漬させてから取り出して、前記プレート上に3分間、平坦に配置するという処理の後に測定され、前記物品が、70mm〜200mmの乾燥クロッチ幅Wdを有し、 前記コアラップ内部の前記吸収性材料の周縁部が、吸収性材料堆積区域(8)を画定し、 前記SAPの坪量が、前記吸収性材料堆積区域(8)内部で、前記コアの前記長手方向軸線に沿って均質に分布しておらず、前記SAPの前記坪量が、前記物品の前記クロッチ点(C)で、前記長手方向軸線上の別の地点よりも少なくとも10%高く、 前記一対のチャネルの前記チャネルが、前記長手方向軸線に関して対称的に配置される、吸収性物品。
IPC (1件):
A61F 13/475 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61F 13/475
引用特許:
審査官引用 (3件)

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