特許
J-GLOBAL ID:201903014275048180

液滴製造用マイクロ流体チップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-123166
公開番号(公開出願番号):特開2019-005700
出願日: 2017年06月23日
公開日(公表日): 2019年01月17日
要約:
【課題】液滴を低コストで短時間に大量生産できるマイクロ流体チップを提供する。【解決手段】気体を吸蔵し得る合成樹脂からなるチップ本体1と、チップ本体の一面1aに密着状態で接合された第1の基板8を備える。チップ本体の他面1bに、連続相となる液体を貯める第1の液溜m1と、分散相となる液体を貯める第2の液溜m2と、液滴を捕集する第3の液溜m3が開口する。チップ本体にそれぞれ第1〜第3の液溜の底部からのびて一点で連結する第1〜第3の管路n1〜n3が設けられる。チップ本体の他面に、グリッド状の微細な溝9が形成される。グリッド状の微細な溝は、第3の液溜に接続するが、第1〜第2の液溜の開口縁及びチップ本体の他方の面の外縁には達しない。チップ本体の他方の面に密着状態で接合された第2の基板10を備える。第2の基板にはそれぞれ第1〜第2の液溜に整合する第1〜第2の貫通穴11、12が設けられる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
気体を吸蔵し得る合成樹脂から形成された板状のチップ本体と、 前記チップ本体の一方の面に密着状態で接合された第1の基板と、を備え、 前記チップ本体の他方の面に、連続相となる液体を貯める第1の液溜と、分散相となる液体を貯める第2の液溜と、液滴を捕集する第3の液溜とが開口し、 前記チップ本体には、それぞれ第1〜第3の液溜の底部からのびて一点で互いに連結する第1〜第3の管路が設けられ、さらに、 前記チップ本体の前記他方の面に密着状態で接合された第2の基板を備え、 前記第2の基板には、それぞれ前記第1および第2の液溜に整合する第1および第2の貫通穴が設けられ、さらに、 前記チップ本体の内部、または前記チップ本体および前記第2の基板間、またはそれらの両方に形成され、前記第3の液溜に連通する閉じた微細構造空間を備えたものであることを特徴とする液滴製造用マイクロ流体チップ。
IPC (5件):
B01J 19/00 ,  G01N 37/00 ,  B01F 3/08 ,  B01F 5/04 ,  B81B 1/00
FI (5件):
B01J19/00 321 ,  G01N37/00 101 ,  B01F3/08 A ,  B01F5/04 ,  B81B1/00
Fターム (28件):
3C081AA14 ,  3C081BA03 ,  3C081BA09 ,  3C081BA24 ,  3C081BA30 ,  3C081CA05 ,  3C081CA32 ,  3C081DA06 ,  3C081DA10 ,  3C081DA22 ,  3C081EA27 ,  3C081EA28 ,  4G035AB37 ,  4G035AB40 ,  4G035AC22 ,  4G035AE17 ,  4G075AA13 ,  4G075AA39 ,  4G075BB08 ,  4G075BD15 ,  4G075DA02 ,  4G075EB50 ,  4G075FA01 ,  4G075FA06 ,  4G075FA12 ,  4G075FB06 ,  4G075FB12 ,  4G075FC20
引用特許:
審査官引用 (3件)

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