特許
J-GLOBAL ID:201903015273185470
偏向可能なツールヘッドを有したスピンドル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
村山 靖彦
, 実広 信哉
, 阿部 達彦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-157406
公開番号(公開出願番号):特開2017-047524
特許番号:特許第6561020号
出願日: 2016年08月10日
公開日(公表日): 2017年03月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 スピンドルであって、
回転軸線(Z軸)に対して偏向可能とされたツールヘッドを具備し、前記ツールヘッドが、機械加工ツールを取り付け得るものとされ、機械加工プロセス時にツールの径方向調節を行うための第1手段が設けられている、スピンドルにおいて、
前記ツールヘッドが、釣り合い錘の態様とされた重量補償部材を有し、
前記重量補償部材が、不平衡の発生を防止し、
前記釣り合い錘が、前記ツールの調節に関して、前記ツールの径方向調節のための第1手段および前記釣り合い錘の径方向調節のための第2手段という2つの手段によって、径方向に調節可能とされ、
前記第1手段および前記第2手段が、長手方向軸線に沿って長手方向に調節可能とされた駆動ロッドによって、同時的に駆動可能とされており、
a)前記ツールヘッドが、前記長手方向軸線まわりに駆動され得るベースボディを備え、前記ベースボディを通して、前記駆動ロッドが案内され、
前記ベースボディには、前記ツールを取り付けるための少なくとも1つの径方向に偏向可能な第1固定手段が設けられ、
前記ツールの径方向調節のための前記第1手段が、前記第1固定手段の上に形成された傾斜平面という態様とされ、
前記駆動ロッドには、前記傾斜平面に対応した押圧領域が形成され、
前記長手方向軸線の方向における前記駆動ロッドの調節時には、前記駆動ロッドの前記押圧領域が、前記傾斜平面に対して作用し、これにより、前記第1固定手段および前記第1固定手段の上に取り付けられた前記ツールを、径方向に偏向させ、
b)前記第1固定手段とは逆向きに径方向に偏向する少なくとも1つの第2固定手段が、前記ベースボディの上に設けられ、
前記ベースボディの上には、前記重量補償部材が取り付けられ、
前記釣り合い錘の径方向調節のための前記第2手段が、前記第2固定手段の上に形成された案内領域という態様とされ、
前記駆動ロッドには、前記案内領域に対応した駆動領域が形成され、
前記長手方向軸線の方向における前記駆動ロッドの調節時には、前記駆動ロッドの前記駆動領域が、前記案内領域に対して作用し、これにより、前記第2固定手段および前記第2固定手段の上に取り付けられた前記釣り合い錘を、前記ツールの偏向の向きとは逆向きに径方向に偏向させる、
ことを特徴とするスピンドル。
IPC (4件):
B23B 29/034 ( 200 6.01)
, B23Q 11/00 ( 200 6.01)
, B23B 19/02 ( 200 6.01)
, B23B 39/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
B23B 29/034 B
, B23Q 11/00 B
, B23B 19/02 Z
, B23B 39/00 B
引用特許:
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