特許
J-GLOBAL ID:201903015401896309
電動パワーステアリング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-196120
公開番号(公開出願番号):特開2019-038537
出願日: 2018年10月17日
公開日(公表日): 2019年03月14日
要約:
【課題】モータ軸角度とステアリングシャフト角度を高精度に推定し、双方の角度センサをバックアップできる電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】角度Ap1及びAp2と、モータ軸角度Am1及びAm2とを用いてステアリングシャフト推定角度及びモータ軸推定角度を相互に推定し、故障診断及びバックアップを行う場合には、角度Ap1及びAp2とステアリングシャフト推定角度の多数決で第1故障診断を行うと共に、モータ軸角度Am1及びAm2とモータ軸推定角度の多数決で第2故障診断を行い、故障診断のみの場合には、実測値である角度Apとステアリングシャフト推定角度の比較で第3故障診断を行うと共に、モータ軸角度とモータ軸推定角度の比較で第4故障診断を行い、ステアリングシャフト推定角度及びモータ軸推定角度と、角度Ap及びモータ軸角度Amとの各偏差が静的特性マップ及び動特性マップの各許容範囲内の場合に更新を行う。【選択図】図25
請求項(抜粋):
車両の操舵系をアシスト制御するモータとステアリングシャフトとが減速機構により接続され、前記ステアリングシャフトのステアリングシャフト角度を検出する第1角度センサと前記モータのモータ軸角度を検出する第2角度センサを有する電動パワーステアリング装置において、
前記第1角度センサが2重系でステアリングシャフト角度Ap1及びAp2を出力し、前記第2角度センサが2重系でモータ軸角度Am1及びAm2を出力し、
前記減速機構を含む機構系及び前記操舵系の非線形要素の静的特性及び動特性を繰り返して学習を行いながら静的特性マップ及び動特性マップの更新を行うと共に、
前記静的特性マップは、前記モータのモータトルクを入力するLPFから出力されるノイズ除去済みモータトルクを入力し、前記動特性マップは前記モータのモータ角速度を入力し、
前記静的特性マップ及び前記動特性マップと、前記ステアリングシャフト角度Ap1及びAp2と、前記モータ軸角度Am1及びAm2とを用いてステアリングシャフト推定角度及びモータ軸推定角度を相互に推定し、
故障診断及びバックアップを行う場合には、前記ステアリングシャフト角度Ap1及びAp2と前記ステアリングシャフト推定角度の多数決で第1の故障診断を行うと共に、前記モータ軸角度Am1及びAm2と前記モータ軸推定角度の多数決で第2の故障診断を行い、故障診断のみの場合には、実測値であるステアリングシャフト角度Apと前記ステアリングシャフト推定角度の比較で第3の故障診断を行うと共に、実測値であるモータ軸角度Amと前記モータ軸推定角度の比較で第4の故障診断を行い、
前記ステアリングシャフト推定角度及び前記モータ軸推定角度と、前記ステアリングシャフト角度Ap及び前記モータ軸角度Amとの各偏差を算出し、前記各偏差が前記静的特性マップ及び前記動特性マップの各許容範囲内の場合に、前記静的特性マップ及び前記動特性マップの各更新を行うようになっていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (37件):
3D232CC33
, 3D232CC38
, 3D232CC40
, 3D232DA03
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA62
, 3D232DA63
, 3D232DA64
, 3D232DC04
, 3D232DC08
, 3D232DC09
, 3D232DC10
, 3D232DC12
, 3D232DC28
, 3D232DC29
, 3D232DC34
, 3D232DD01
, 3D232DD10
, 3D232DD15
, 3D232DD17
, 3D232DE09
, 3D232EB11
, 3D232EC23
, 3D232GG01
, 3D333CB02
, 3D333CB13
, 3D333CD13
, 3D333CD14
, 3D333CD17
, 3D333CD57
, 3D333CD60
, 3D333CE13
, 3D333CE15
, 3D333CE19
, 3D333CE37
, 3D333CE39
引用特許: