特許
J-GLOBAL ID:201903016110315135
多孔質膜を用いた醤油の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 三橋 真二
, 中村 和広
, 齋藤 都子
, 三間 俊介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-164436
公開番号(公開出願番号):特開2019-047779
出願日: 2018年09月03日
公開日(公表日): 2019年03月28日
要約:
【課題】多孔質膜を用いたろ過工程、及び洗浄工程を含む醤油の製造方法において、洗浄液(薬液)に対する耐性(薬液耐性)、ろ過性能に優れ、高寿命であり、さらに界面活性剤含有洗浄剤により洗浄を不要とする方法の提供。【解決手段】以下の工程:3次元網目構造の樹脂から構成される多孔質膜に、醤油を通過させて、澱成分からろ液を分離するろ過工程;及び該多孔質膜に洗浄液を通過又は浸漬させて、該多孔質膜の内部を洗浄する洗浄工程;を含む醤油の製造方法であって、1μm2以下の面積を有する樹脂部の面積の合計が、該樹脂部の総面積に対して70%以上であり、かつ、該洗浄液が、1次洗浄水としての50°C以上90°C以下の湯、及び2次洗浄水としての0.05重量%以上0.5重量%以下の次亜塩素酸ナトリウム及び0.4重量%以上4重量%以下の水酸化ナトリウムを含有する15°C以上35°C以下の水溶液であることを特徴とする前記醤油の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の工程:
3次元網目構造の樹脂から構成される多孔質膜に、澱成分を含有する醤油を通過させて、該澱成分からろ液を分離するろ過工程;及び
該多孔質膜に洗浄液を通過又は浸漬させて、該多孔質膜の内部を洗浄する洗浄工程;
を含む醤油の製造方法であって、
該多孔質膜の内側表面に直交する膜厚方向における膜断面のSEM画像における、該内側表面を含む視野、該膜の外側表面を含む視野、及びこれらの視野の間を等間隔で撮影した2視野の合計4視野の各領域において、1μm2以下の面積を有する樹脂部の面積の合計が、該樹脂部の総面積に対して70%以上であり、かつ、
該洗浄液が、1次洗浄水としての50°C以上90°C以下の湯、及び2次洗浄水としての0.05重量%以上0.5重量%以下の次亜塩素酸ナトリウム及び0.4重量%以上4重量%以下の水酸化ナトリウムを含有する15°C以上35°C以下の水溶液であり、該洗浄工程において、該1次洗浄水としての湯で洗浄した後に、該2次洗浄水としての水溶液で洗浄する、
ことを特徴とする前記醤油の製造方法。
IPC (9件):
A23L 27/50
, B01D 69/00
, B01D 69/02
, B01D 69/08
, B01D 71/32
, B01D 71/34
, B01D 71/36
, B01D 65/06
, B01D 71/26
FI (9件):
A23L27/50 104B
, B01D69/00
, B01D69/02
, B01D69/08
, B01D71/32
, B01D71/34
, B01D71/36
, B01D65/06
, B01D71/26
Fターム (36件):
4B039LB01
, 4B039LC10
, 4B039LR30
, 4D006GA02
, 4D006KC03
, 4D006KC14
, 4D006KC15
, 4D006KC16
, 4D006KD17
, 4D006KD24
, 4D006MA01
, 4D006MA02
, 4D006MA03
, 4D006MA06
, 4D006MA22
, 4D006MA23
, 4D006MA24
, 4D006MA25
, 4D006MA31
, 4D006MB02
, 4D006MB11
, 4D006MB16
, 4D006MB18
, 4D006MC22
, 4D006MC23
, 4D006MC25X
, 4D006MC29X
, 4D006MC30X
, 4D006MC33
, 4D006MC34
, 4D006NA01
, 4D006NA12
, 4D006NA54
, 4D006PA01
, 4D006PB20
, 4D006PC13
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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