特許
J-GLOBAL ID:201903016432602091
低鉄損方向性電磁鋼板とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人銀座マロニエ特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-521171
特許番号:特許第6601649号
出願日: 2018年12月27日
要約:
【要約】質量%で、C:0.02〜0.10%、Si:2.0〜5.0%、Mn:0.01〜0.30%を含有し、さらにインヒビター形成成分を含有する鋼スラブを熱間圧延し、熱延板焼鈍し、冷間圧延し、脱炭焼鈍を兼ねた一次再結晶焼鈍し、仕上焼鈍を施して方向性電磁鋼板を製造する際、上記鋼スラブ中のsol.AlとNの含有量の比(sol.Al/N)の値と最終板厚dとが、所定の関係を満たすとともに上記仕上焼鈍において、加熱過程の850°C超え950°C以下で5〜200hr間の保定処理し、950〜1050°C間を5〜30°C/hrで加熱し、さらに1100°C以上の温度に2hr以上保持する純化処理を施し、円相当径の平均値が10〜100mmで、アスペクト比の平均値が2.0未満、上記アスペクト比の標準偏差が1.0以下である二次再結晶組織とすることで、極薄の板厚でもコイル全長に亘って磁気特性が良好でばらつきが小さい方向性電磁鋼板を得る。
請求項(抜粋):
【請求項1】C:0.005mass%以下、Si:2.0〜5.0mass%、Mn:0.01〜0.30mass%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、結晶粒の円相当径の平均値が10〜100mmで、(圧延方向の長さ)/(圧延直角方向の長さ)で表わされるアスペクト比の平均値が2.0未満、かつ、上記アスペクト比の標準偏差が1.0以下である二次再結晶組織を有し、板厚が0.15〜0.23mmの範囲であることを特徴とする方向性電磁鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ( 200 6.01)
, C22C 38/04 ( 200 6.01)
, C22C 38/60 ( 200 6.01)
, C21D 8/12 ( 200 6.01)
FI (4件):
C22C 38/00 303 U
, C22C 38/04
, C22C 38/60
, C21D 8/12 B
引用特許: