特許
J-GLOBAL ID:201903019194725189
流体発電システム、流体発電システムの制御方法および流体発電装置の制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
豊永 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-086012
公開番号(公開出願番号):特開2019-193489
出願日: 2018年04月27日
公開日(公表日): 2019年10月31日
要約:
【課題】種々の翼車特性に対して定格出力以下の流速から定格出力を超える流速まで統一的に制御する。【解決手段】翼車1と励磁電流の値によって逆トルクの値が定まる発電機3とを備える流体発電システムの制御方法において、翼車トルク・回転速度関数群から現時点の流速に合致する翼車トルク・回転速度関数求め、出力が最大となる第1回転速度とそのときの最大出力値を求める。最大出力値が定格出力値以下の場合は、目標回転速度を第1回転速度とし、目標トルクを最大出力値を目標回転速度で除した値とする。定格出力値を超える場合は、出力が定格出力値となる第2の回転速度を求めて目標回転速度を第2の回転速度とし、目標トルクを定格出力値を目標回転速度で除した値とする。目標回転速度と目標トルクとから目標誘起電圧定数を求め、誘起電圧定数・励磁電流関数を用いて求めた目標励磁電流を励磁巻線に印加して発電機に目標逆トルクを発生させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流体によって回転する翼車と前記翼車に軸が連結されて励磁巻線に印加する励磁電流の値によって逆トルクの値が定まる発電機とを備えて前記発電機の発電電力を負荷に供給する流体発電システムの制御方法において、
前記流体の流速および前記翼車の回転速度から前記翼車の翼車トルクを求める翼車トルク・回転速度関数群を用いて現時点の流速に合致する翼車トルク・回転速度関数求める第1ステップと、
前記翼車トルク・回転速度関数を用いて前記翼車の出力が最大となる第1回転速度とそのときの最大出力値を求める第2ステップと、
前記最大出力値が定格出力値以下の場合は、前記翼車の目標回転速度を前記第1回転速度とし、前記翼車の目標トルクを前記最大出力値を前記目標回転速度で除した値とし、前記最大出力値が定格出力値を超える場合は、前記翼車トルク・回転速度関数を用いて前記翼車の出力が定格出力値となる第2の回転速度を求めて目標回転速度を前記第2の回転速度とし、目標トルクを定格出力値を前記目標回転速度で除した値とする第3ステップと、
前記目標回転速度と前記目標トルクとから目標誘起電圧定数を求める第4ステップと、
前記発電機の誘起電圧定数と前記励磁電流の関係を示す誘起電圧定数・励磁電流関数を用いて前記目標誘起電圧定数に対応する目標励磁電流を求める第5ステップと、
前記目標励磁電流を前記励磁巻線に印加して前記発電機に目標逆トルクを発生させるプロセスと、
を有することを特徴とする流体発電システムの制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
5H590CA14
, 5H590CC01
, 5H590CC18
, 5H590CC29
, 5H590CD03
, 5H590DD38
, 5H590FA06
, 5H590GA04
, 5H590HA04
, 5H590HA27
, 5H590HA28
, 5H590JB02
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