特許

J-GLOBAL ID：201903020500533440

線量分布予測システム、線量分布予測方法及び線量分布予測プログラム

発明者： 西尾 禎治 ,  永田 毅 ,  前川 秀正 ,  友澤 弘充 ,  佐野 碧
出願人/特許権者： 学校法人東京女子医科大学 ,  みずほ情報総研株式会社
代理人 (2件)： 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-141693
公開番号（公開出願番号）：特開2019-030648
出願日： 2018年07月27日
公開日（公表日）： 2019年02月28日
要約：

【課題】粒子線の照射において、外部に放出された放射線の計測画像から的確な線量分布を予測するための線量分布予測システム、線量分布予測方法及び線量分布予測プログラムを提供する。【解決手段】支援サーバ20は、CT画像情報記憶部23、照射条件情報記憶部24を備える。そして、制御部21は、粒子線の照射条件、照射対象の元素組成に基づいて、照射対象に対する粒子線の照射時の放射能分布と、外部に放出される放射線の計測画像とをシミュレーションにより算出し、照射条件、放射能分布、計測画像を用いて機械学習を行なうことにより、放射能分布学習モデルを生成する学習処理と、実際の照射条件において、照射対象に対する粒子線の照射時に外部に放出された放射線の実測画像を取得し、照射条件、実測画像を放射能分布学習モデルに適用し、放射能分布を予測し、予測した放射能分布により、線量分布を予測する予測処理とを実行する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

粒子線の照射条件、照射対象の元素組成に関する情報を記憶する記憶部に接続された制御部を備えた線量分布予測システムであって、 前記制御部が、 粒子線の照射条件、照射対象の元素組成に基づいて、前記照射対象に対する粒子線の照射時の放射能分布と、外部に放出される放射線の計測画像とをシミュレーションにより算出し、 前記照射条件、前記放射能分布、前記計測画像を用いて機械学習を行なうことにより、放射能分布学習モデルを生成する学習処理と、 実際の照射条件において、照射対象に対する粒子線の照射時に外部に放出された放射線の実測画像を取得し、 前記照射条件、前記実測画像を前記放射能分布学習モデルに適用し、放射能分布を予測し、 前記予測した放射能分布により、線量分布を予測する予測処理とを実行することを特徴とする線量分布予測システム。

IPC (1件)：

A61N 5/10

FI (1件)：

A61N5/10 Q

Fターム (3件)：

4C082AC05 ,  4C082AE01 ,  4C082AN02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 陽子線治療におけるポジトロン放出核種のアクティビティ分布のシミュレーション方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-017114   出願人：財団法人ヒューマンサイエンス振興財団
• 情報予測システム、情報予測方法及び情報予測プログラム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-231089   出願人：みずほ情報総研株式会社
• 生体機能観測装置および放射線治療システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-067865   出願人：国立研究開発法人国立がん研究センター, 浜松ホトニクス株式会社
• 脳画像データに関する時系列データの解析方法、プログラムおよび記録媒体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-343592   出願人：富士フイルムRIファーマ株式会社