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J-GLOBAL ID：202002210816594600   整理番号：20A0697731

音響データ計測による風車翼の雷撃損傷発生検知システムの検討

Lightning damage detection system by measurement of acoustic data

著者 (6件)： 藤本修平 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  山根健次 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  櫻井昭男 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  島田道男 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  谷口智之 (海上・港湾・航空技術研 海上技術安全研) ,  赤星貞夫 (日本海事協)
資料名： 風力エネルギー  (日本風力エネルギー学会論文集)
巻： 43  号： 4  ページ： 55-63  発行年： 2020年02月 
JST資料番号： X0310A  ISSN： 0387-6217  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 風力タービン翼の雷損傷(ブレードスキンの穿刺)は,ブレード落下のような厳しい事故をもたらす。このような事故を避けるために,雷撃によるブレード故障の検出システムが必要である。検出システムの概念は以下の通りである。i)は,雷撃直後のブレード故障の検出を可能にし,ii)設置と運転のコストは従来のシステムよりも比較的低い。本論文では,2種類の検出法を検討した。一つは,ブレードを伝搬する弾性波(構造に起因する音)の測定による方法であり,もう一つは,ブレード損傷の空中音の測定による方法である。両方法を,雷撃を模擬した実験室実験により検証した。次に,実際のブレードのためにシステムを実行する必要条件を検討した。両検出システムは技術的に実現可能であると結論した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *音響測定 ,  *風車 ,  *落雷 ,  事故 ,  運行費 ,  シミュレーション ,  *弾性表面波 ,  翼 ,  *大気伝搬 ,  *検出 ,  風力発電 ,  空気伝搬音 ,  *雷
準シソーラス用語： 運転コスト ,  空中音 ,  風力タービン翼 ,  模擬実験

分類 (1件)： 送風機,圧縮機,風車  (QD03000U)

引用文献 (14件)：

• 経済産業省,発電用風力設備の技術基準の解釈について (風技解釈),(2015年2月改正).
• IEC 61400-24 Wind turbine generator systems - Part 24: Lightning protection for wind turbines, 2010.
• JIS C1400-24(風車-第24部:雷保護),2014.
• 藤本修平,山根健次,各種物理量測定による風車ブレードの異常被雷検知システムの検討,日本風力エネルギー学会論文集,Vol.40,No.2,pp.19-25,2016.
• 藤本修平,山根健次,櫻井昭男,島田道男,赤星貞夫,加速度計測による風車翼用異常被雷検知システムの可能性検討,日本風力エネルギー学会論文集,Vol.42,No.1,pp.1-6,2018.

タイトルに関連する用語 (7件)： 音響 ,  計測 ,  風車 ,  翼 ,  雷撃 ,  損傷 ,  検知システム