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J-GLOBAL ID：202002211151309622   整理番号：20A1001015

デジタルテクノロジー前提社会を支える空間情報の要素技術

Elemental Technologies of Geospatial Informatics in the Society with New Digital Technologies

著者 (2件)： 古谷知之 (慶応大 総合政策) ,  南政樹 (慶応大 大学院政策・メディア研究科)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 27  号： 2  ページ： 121-126  発行年： 2019年12月31日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,IoT,AI,ドローンなどのデジタルテクノロジーを前提とし,自律走行が浸透した社会について検討することを目的としている。このような社会において,これらの技術は,Cyber-physical空間(SCPS)を統合することによって社会問題を解決するために活用されている。著者らは,1)労働不足のような社会問題を解決するツールとしてのデジタルテクノロジー,2)地球空間技術の要素技術,3)多様化する運用機関とサービスに焦点を合わせた。高精度三次元地図と測位システム,屋内測位システム,クラウドサービスによるSfMと次世代移動通信システムは,未来社会を開発するために必要なツールとなることが期待される。特に,ドローンと自律走行による次世代モビリティに関する要素及び統合技術の例として,農業や緊急時対応例について紹介した。最後に,考慮すべき課題を以下のように提起した; すなわち,1)規制のサンドボックス,2)デュアルユース技術及び3)新市場の開発である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 位置情報 ,  *ディジタル方式 ,  相互接続 ,  人工知能 ,  無人機 ,  走行 ,  仮想空間 ,  自動運転 ,  GPS ,  オンラインシステム ,  *運動制御 ,  *自律系 ,  自動車 ,  自律ロボット ,  規制緩和
準シソーラス用語： IoT ,  *サイバーフィジカルシステム ,  *ディジタルテクノロジー ,  自律制御

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (12件)：

• 川口貴正・藤井健二郎・谷川原誠・久保信明 (2018) IMESを用いたスマートフォン向け屋内測位システムの開発.「電気学会論文誌C (電子・情報・システム部門誌)」138(3), 193-203.
• 倉敷哲生 (2017) 自動車の電動化・自動運転化の課題. 「NTN Technical Review」, 85, 2-13.
• 経済産業省 (2015)『2015年版ものづくり白書』. <http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2015/honbun_pdf/>
• 小山浩・柴田泰秀 (2016) 自動走行におけるダイナミックマップ整備.「システム/制御/情報」, 60(11), 463-468.
• 重松祐平・相河聡・中村康久 (2018) 屋内外の測位技術合成手法に関する実験的検討.「電気学会論文誌C (電子・情報・システム部門誌)」138(2), 140-148.

タイトルに関連する用語 (4件)： デジタルテクノロジー ,  社会 ,  空間情報 ,  要素技術