文献
J-GLOBAL ID:202002212383274926   整理番号:20A0189240

フマル酸ジメチルは,Regnase-1のIL-17-Act1-Tbk1軸仲介リン酸化を抑制し,IL-17誘導IκB-ζ発現を抑制する【JST・京大機械翻訳】

Dimethyl fumarate dampens IL-17-ACT1-TBK1 axis-mediated phosphorylation of Regnase-1 and suppresses IL-17-induced IκB-ζ expression
著者 (10件):
資料名:
巻: 521  号:ページ: 957-963  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
サイトカインインターロイキン-17A(IL-17)により誘導されるシグナル伝達は,抗菌防御反応に重要であるが,過剰なIL-17産生は乾癬や多発性硬化症などの自己免疫疾患につながる。mRNAのIL-17誘導安定化は,IL-17シグナル伝達のユニークで重要な特徴として認識されている。以前に,著者らはIL-17シグナル伝達蛋白質ACT1がリボヌクレアーゼレダクターゼによる核因子κBζ(IκB-ζ)mRNA分解の構成的阻害剤に対抗するために必要であることを示した。しかしながら,IL-17刺激細胞におけるmRNA安定化の機構に関する情報は不十分である。本研究では,より詳細に機構を明らかにし,IL-17誘導mRNA安定化を阻害できる薬剤を同定することを目的とした。低分子干渉RNAとTANK結合キナーゼ1(TBK1)の阻害剤を用いた実験は,TBK1がRegnase-1燐酸化を介しIκB-ζ mRNA安定化に必要であることを明らかにした。興味深いことに,このTBK1が仲介するレグナーゼ-1のリン酸化は,IL-17関連自己免疫疾患の治療に使用されている求電子小分子であるフマル酸ジメチル(DMF)の添加により抑制された。ACT1の細胞局在化の共焦点顕微鏡観察は,DMF処理がACT1核ドットの消失とACT1の核周囲蓄積を生じることを明らかにした。これらの結果は,DMFがACT1-TBK1経路のIL-17誘導活性化を阻害する小分子であり,それによりIL-17誘導mRNA安定化を阻害することを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  細胞構成体の機能 

前のページに戻る