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J-GLOBAL ID:202002213523859297   整理番号:20A0508568

協同Thomson散乱診断に用いる高出力300GHz帯パルスジャイロトロンの発振特性

Oscillation Characteristics of a High Power 300 GHz Band Pulsed Gyrotron for Use in Collective Thomson Scattering Diagnostics
著者 (10件):
資料名:
巻: 14  ページ: 1406104(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U0045A  ISSN: 1880-6821  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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核融合科学研究所の大型ヘリカル装置(LHD)において協同Thomson散乱(CTS)診断の発振器として使用するために,303GHzの周波数をもつ高出力サブTHzパルスジャイロトロンを開発した。注意深い設計考察に基づき,ウィスパリングギャラリーモードTE22,2を採用して,モード競合を避けた。320kW以上が単一モード発振で得られた。発振周波数のスペクトルは,パルス幅が100μsまでの全パルス幅で非常に狭く,安定であった。寄生モードはターンオンおよびターンオフ段階では励起されず,振動パルスの定常状態でも励起されなかった。ウィスパリングギャラリーモードの採用に加えて,ビーム電圧の高速ではあるが有限の立上り時間が,単一モード発振の実現のための重要な役割を果たす。自己無撞着計算により,本実験に対応する有限電圧立上り時間に対して,高出力領域への漸進的発展が後進波発振から得られることを示した。この高出力領域は,瞬時電圧上昇の場合の強い自己励起領域に対応する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
プラズマ診断  ,  核融合装置  ,  電子管,放電管 

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