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J-GLOBAL ID:202002215407240092   整理番号:20A1029728

Aeromonas veronii由来麦芽を発現する組換えLactobacillus casei株の構築と免疫効果【JST・京大機械翻訳】

Construction and immune efficacy of recombinant Lactobacillus casei strains expressing Malt from Aeromonas veronii
著者 (12件):
資料名:
巻: 141  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0489A  ISSN: 0882-4010  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Aeromonas veroniiは水産養殖業において有意な経済的損失を引き起こす重要な人畜共通病原体である。水産養殖におけるプロバイオティクスの使用は,動物の健康を促進し,疾病予防に役立つ抗生物質の実用的な代替法である。本研究では,A.veronii TH0426からMaltを含む組換えLactobacillus casei(表面表示または分泌)株を構築し,経口ワクチンとしての可能性を評価した。1314bp Malt遺伝子フラグメントを増幅し,原核生物蛋白質発現系にクローン化した。得られた組換え株Lc-MCS-Malt(表面表示)およびLc-pPG-Malt(分泌)における蛋白質発現を,ウエスタンブロット法および間接免疫蛍光法により検証した。単一バンドをウェスタンブロットで観察し,対応する蛋白質の分子量は48kDaであることを示した。さらに,蛍光顕微鏡法により,Lc-MCS-Maltの蛍光シグナルを観察した。0,7,16,25および34日後に,免疫関連指標分析のために,組換え型L. casei株を経口投与されたコイから組織および血液サンプルを収集した。組換えワクチン候補によるコイの処理は,高い血清または皮膚粘液特異抗体価を刺激し,より高いリゾチーム,ACP,SOD活性を誘導したが,Lc-pPGまたはPBSを与えた魚は検出可能な免疫応答を示さなかった。組換え型L. caseiで免疫化された群のIL-10,IL-1β,TNF-α,およびIFN-γ遺伝子の発現は,対照群と比較して有意に(P<0.05)上方制御され,炎症反応と細胞免疫応答が誘発されたことを示した。結果は,組換えL. caseiが腸のコロニー形成を通して粘膜を刺激し,IL-10,IL-1β,TNF-α,およびIFN-γの転写を増加させることを示した。免疫及びコロニー形成アッセイにより,34日間の絶食後に,組換L. caseiが免疫魚の腸にまだ存在することを示した。Lc-MCS-Malt(53.3%)とLc-pPG-Malt(46.7%)を受けたコイは,病原体A.veroniiによるチャレンジ後の対照よりも高い生存率を示した。著者らの知見は,組換え型L. caseiが魚を適切に保護し,免疫を改善することができ,水産養殖における使用のための経口Lactobacillusワクチンの将来の開発のための理論的基礎を提供することを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  遺伝子操作 

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