文献
J-GLOBAL ID:202002216946935017   整理番号:20A0370924

低光度クェーサー(SHELQS)のSubaru高Z探査 VIII ブラックホールとホスト銀河の初期共進化に関する偏りのない見解

Subaru High-z Exploration of Low-Luminosity Quasars (SHELLQs). VIII. A less biased view of the early co-evolution of black holes and host galaxies
著者 (34件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 111.1-111.21  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Subaru Hyper Suprime-Cam(HSC)調査によって発見された3つのz>6の低光度クェーサー(M1450>-25 mag)のALMA[C II]線と遠赤外(FIR)連続観測を提示する。[CII]線は,(2.4~9.5)×1108L(Sun)の光度を有するすべての3つのターゲットにおいて検出され,光度(M1450≦-25mag)のクェーサーより約1桁小さかった。FIR連続光度は<9×1010L(Sun)(3σ限界)から~2×1012L(Sun)までの範囲であり,これらの銀河における星形成速度の広い範囲を示す。これまで研究されたHSCクェーサーのほとんどは,局所星形成銀河に類似した[C II]/FIR光度比を示している。バルジ星質量(Mbulge)の代理として[CII]ベースの力学的質量(Mdyn)を用いて,特に銀河質量分布の大規模端において,低光度クェーサーのかなりの割合が局所MBH-Mbulge関係の上または下に位置することを見出した。対照的に,光学的に明るいクェーサーの以前の研究は,ブラックホールが局所的な関係に比べて過大であることを見出した。目標の低い光度を与えて,より偏りの少ない方法で,超大質量ブラックホールとそれらのホストの初期共進化の性質を探究した。本研究で示されたほとんど全てのクェーサーは,並列成長モデルよりもz~6ではるかに高い速度でブラックホール質量を成長させ,超巨大質量ブラックホールとそれらのホストは,すべての赤方偏移で局所MBH-Mbulge関係に一致するように同時に成長した。低光度クェーサーはz~6においても局所共進化関係を実現するように見えるので,現在観測されているクェーサーフェーズに先立って活発な星バーストを経験し,その関係を捉える必要がある。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
恒星  ,  星雲 

前のページに戻る