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J-GLOBAL ID:202002218219665522   整理番号:20A1667208

ニホンナシ園におけるグリホサートおよびグルホシナート抵抗性イタリアンライグラス(Lolium multiflorum)集団の出現およびいくつかの葉面散布除草剤への応答

Emergence of Glyphosate- and Glufosinate-resistant Italian Ryegrass (Lolium multiflorum) Populations in Japanese Pear Orchards in Japan and their Responses to Several Foliar-applied Herbicides
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 129-135(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本検討では静岡県浜松市のニホンナシ果樹園におけるグリホサートとグルホシナートに対するLolium multiflorum集団の抵抗性レベルを評価し,いくつかの成長段階でこの雑草を制御するいくつかの葉面散布除草剤の有効性について解析した。グリホサート-カリウム(1.08~2.70kg ai ha-1)とグルホシナート(0.60~1.00kg ai ha-1)を用いたバイオアッセイを行ったところ,葉面散布後のL.multiflorum集団の生存率はそれぞれ11.1~53.3%と0.0~5.6%であった。最大用量で初期成長段階(約5cmの植物長)におけるいくつかの葉面散布除草剤による処理後に,グリホサート-カリウム(38.9%)で処理した植物の生存率は処理なし(100%)のものとは顕著には異ならなかった。しかしキザロホップ-エチル(0.0%),グルホシナート(17.8%),およびグルホシナート-P-ナトリウム(18.9%)で処理した植物の生存率は処理しないものより著しく低かった。中間成長段階(約35cmの植物長)では,キザロホップエチル(8.3%)で処理した植物の生存率は処理なし(100%)のものより著しく低かったが,他の植物の生存率は処理を受けない植物のものと顕著には異ならなかった。これらの結果はL.multiflorumが果樹園でグリホサートとグルホシナートに対する耐性を示していることを表し,キザロホップエチル(0.74kg ai ha-1)の葉面散布がこの雑草防除に特に有効であることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
雑草に対する農薬  ,  雑草による植物被害  ,  化学的防除 
引用文献 (18件):

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