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J-GLOBAL ID：202002220580097807   整理番号：20A0738227

全原子分子動力学計算によるガラス状高分子衝撃破壊の分子論

著者 (1件)： 藤本和士 (名古屋大学大学院工学研究科)
資料名： CICSJ Bulletin (Web)  (CICSJ Bulletin (Web))
巻： 37  号： 4  ページ： 99(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0623A  ISSN： 1347-2283  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ポリメタクリル酸メチル(PMMA)とポリカーボネート(PC)の衝撃破壊の分子論構築のために,主鎖の化学結合切断も記述できるポテンシャルを用いた全原子分子動力学計算を実施。
・2種の高分子の物性に関連する分子量分布,タクチシチー,慣性半径,からみ合点間分子量が実験から得られている値になるように初期座標系を作成し,衝撃破壊シミュレーションを実現。
・結果から,PCは配座転移が容易な性質から延性破壊を示し,最終的に化学結合の切断を伴ったが,PMMAの配座転移は起きにくく,脆性破壊を示し,化学結合の切断は伴わないことが判明。

シソーラス用語： ポリメタクリル酸メチル ,  ポリカーボネート ,  非晶質 ,  衝撃強さ ,  分子運動 ,  分子動力学 ,  *計算機シミュレーション ,  *延性破壊 ,  *脆性破壊 ,  高分子鎖 ,  配座転移 ,  分子量分布 ,  立体規則性 ,  慣性半径 ,  からみ合 ,  密度 ,  ガラス転移点 ,  応力歪曲線 ,  化学結合 ,  *衝撃破壊 ,  *全原子分子動力学シミュレーション ,  機械的性質 ,  強度 ,  *計算機利用 ,  *利用 ,  曲線 ,  線

分類 (3件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  ゴム・プラスチック材料  (HC04030W) ,  機械的性質  (YH02022L)

引用文献 (31件)：

• [1]\tHeijboer, J., J. Polym. Sci. Part C Polym. Symposia., 1967, 16, 3755-3763.
• [2]\tBoyer, R., Polym. Eng. Sci., 1968, 8, 161-185.
• [3]\tVincent, P., Polymer 1974, 15, 111-116.
• [4]\tKisbenyi, M.; Birch, M.; Hodgkinson, J.; Williams, J., Polymer, 1979, 20, 1289-1297.
• [5]\tTurley, S.; Keskkula, H., Polymer, 1980, 21, 466-468.

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子 ,  分子動力学計算 ,  高分子 ,  衝撃破壊 ,  分子