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J-GLOBAL ID：202002220682896180   整理番号：20A2181735

雑談型対話システムにおける自己開示発話の割合増加手法の提案

Proposal of a method for increasing the proportion of self-disclosure responses in chat type dialogue system

著者 (3件)： 小山翔平 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  土屋誠司 (同志社大 理工) ,  渡部広一 (同志社大 理工)
資料名： 情報科学技術フォーラム講演論文集  (FIT)
巻： 19th  号： 第2分冊  ページ： 127-128  発行年： 2020年08月18日 
JST資料番号： L4664A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・ロボットと人間が円滑な意思疎通を行うための自己開示応答方式は人間の対話における実際の自己開示発話の割合と乖離しているという,現行雑談型対話システムの課題を解説。
・本論文では,ある事柄からそれと関連のあるものを思い浮かべる連想を用いて自己開示応答を行う,人間の発話の割合に近づけた対話システムを提案。
・入力された文に対して形態素解析を行うMeCabシステム,入力文の情報を7W1Hと述語のフレームに分割して格納する意味理解システムといったシステム関連技術を紹介。
・自己開示応答の割合は増加したが不自然な応答も多く,対話全体を見て”自然だ”と評価できる割合は13.3%という本システムの評価結果を報告。

シソーラス用語： *会話 ,  *計算機利用システム ,  人格 ,  連想 ,  形態素解析 ,  理解 ,  *知能ロボット ,  *会話ロボット
準シソーラス用語： 意味理解 ,  *雑談 ,  自己開示 ,  *対話システム ,  *対話ロボット

分類 (2件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (7件)：

• 北川智裕,土屋誠司,渡部広一, “自己開示発話を取り入れた雑談型対話システムの提案”,第113回知識ベースシステム研究会, 13-18,2018-03-01.
• MeCab,<http://taku910.github.io/mecab/>,(参照 2020-02-04)
• 小谷涼,吉村枝里子,土屋誠司,渡部広一,“入れ子構造による文章の意味理解手法の提案”,情報科学技術フォーラム FIT2016,pp.259-260,2016.
• 奥村紀之,土屋誠司,渡部広一,河岡司,“概念間の関連度計算のための大規模概念ベースの構築”,自然言語処理,Vol.14,No.5,pp.41-64,2007.
• NTT コミュニケーション科学研究所,“日本語語彙体系”,岩波書店,1997.

タイトルに関連する用語 (7件)： 雑談 ,  対話システム ,  自己開示 ,  発話 ,  割合 ,  手法 ,  提案