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J-GLOBAL ID:202002222108637758   整理番号:20A2571317

La2-xSrxCuO4(x=0.10および0.16)の磁気励起における2成分の共存

Coexistence of Two Components in Magnetic Excitations of La2-xSrxCuO4 (x = 0.10 and 0.16)
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 114703.1-114703.7  発行年: 2020年11月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電荷自由度と結合したLa2-xSrxCuO4のスピン動力学を解明するために,特性エネルギー(Ecross~35-40meV)にわたるスピン励起を,非弾性中性子散乱測定を通して,アンダードープx=0.10と最適ドープ(OP)x=0.16に対して調べた。高品質なデータの2成分画像に基づいた解析により,エネルギー-運動量空間において,直立した非整合励起(IC)とギャップレス整合励起(C)が共存する可能性があることを明らかにした。IC成分は,エネルギー移動(h/2πω)の増加とともにEcrossに対する強度を弱め,一方,C成分は高h/2πω領域で強化された。分析結果は,特定の強度バランスを有する2つの成分の重ね合わせが,外見において砂時計ガラス形状の励起を形成することを意味した。さらに,各成分の強度の温度依存性は異なる挙動を示した;IC成分は昇温時に擬ギャップ温度(T*)付近で消失し,一方C成分は温度に対してロバストであった。これらの結果は,ICおよびC励起における親La2CuO4の遍歴電子スピン性質および局在磁性が,それぞれ,より高い超伝導転移温度を有するOPYBa2Cu3O6+δおよびHgBa2CuO4+δにおけるスピン励起と類似していることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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酸化物結晶の磁性  ,  酸化物系超伝導体の物性 
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