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J-GLOBAL ID：202002222165464202   整理番号：20A2213354

沖縄本島北部森林地域における各種施業実施後の森林現況について(II)-施業後の経過年数,造林樹種の異なる林分の構造-

About forest state after the forest practice in northern part of Okinawa Island (II).

著者 (7件)： 新垣拓也 (沖縄県森林資源研究セ) ,  清水晃 (森林総合研 九州支所) ,  壁谷直記 (森林総合研 九州支所) ,  清水貴範 (森林総合研) ,  古堅公 (沖縄県緑化推進委) ,  寺園隆一 (沖縄県森林資源研究セ) ,  生沢均 (沖縄県緑化推進委)
資料名： 九州森林研究  (Kyushu Journal of Forest Research)
号： 73  ページ： 69-73  発行年： 2020年03月17日 
JST資料番号： L2396A  ISSN： 1347-0779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沖縄本島北部森林地域において,施業方法や施業年度の異なる森林12地点に調査サイトを設定し,林内微気象観測を実施している。本法では12サイトの内,施業後の経過年数,造林樹種の異なる皆伐施業を実施した3サイト,育成天然林施業を行った3サイトについて森林の現況と森林構造を取りまとめた。皆伐施業を行った3サイトでは,イスノキサイト(皆伐25)において造林樹種の成長が遅く,エゴノキサイト(皆伐30)で造林樹種がほぼ消失し,二次天然林に近い環境に近づいていた。また,育成天然林施業を行った3サイトについて,尾根部に設定した施業後1年経過の育天1サイト,施業後4年経過した育天4サイトにおいて台風インパクトを強く受け,林冠の被覆度が著しく低下し,下層にリュウキュウチクの繁茂が見られた。斜面中腹部に位置する施業後10年経過の育天10サイトでは台風による被害は少なく,下層から上層まで連続した森林構造を保っていた。(著者抄録)

シソーラス用語： 沖縄県 ,  島 ,  森林 ,  *造林 ,  *植生 ,  森林調査
準シソーラス用語： 沖縄本島 ,  *森林施業 ,  *林分構造 ,  樹種

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  造林一般  (FF03010A)

引用文献 (5件)：

• 新垣拓也ほか(2016)九州森林研究 69:71-74
• 新垣拓也ほか(2018)九州森林研究 71:39-42
• 壁谷直記ほか(2016)九州森林研究 69:65-70
• 沖縄県農林水産部森林管理課(2018)沖縄の森林・林業,81pp,沖縄県,沖縄
• 清水貴範ほか(2011)九州森林研究 64:102-104

タイトルに関連する用語 (8件)： 沖縄本島 ,  森林 ,  地域 ,  施業 ,  実施 ,  造林 ,  樹種 ,  林分