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J-GLOBAL ID：202002222240641154   整理番号：20A1119570

マテリアルズインフォマティクスによる新材料の創出 データ科学を活用した触媒反応の活性予測,活性因子の特定

著者 (1件)： 小林正人 (北大 大学院理学研究院)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 20  号： 1  ページ： 42-48  発行年： 2020年04月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・量子化学計算のハイスループット化により可能になった,安定構造と遷移状態構造を結んだ反応経路地図を構築するGRRMプログラムの開発・利用。
・銅ナノクラスタを触媒としたNO分子の解離反応を例に,GRRMで得られた遷移状態構造データベースにスパースモデリング手法を用いた金属クラスタ触媒活性因子の抽出を紹介。
・SIESTAプログラムを使用してほぼ自動的に傾倒的な量子化学計算を行うスクリプトプログラムを使用し,金属表面に反応物・中間体が吸着した構造とその電子状態を収集してデータベースを構築。
・構築している表面吸着計算データベースから記述子を構築し,実験条件が均質な単一の文献で示されているメタン水蒸気改質の転化率を目的変数としてスパースモデリングを行い活性因子を推定する例を紹介。

シソーラス用語： 材料科学 ,  情報科学 ,  *触媒反応 ,  予測技法 ,  *触媒活性 ,  モデリング ,  *金属クラスタ ,  *触媒 ,  プログラムパッケージ ,  計算 ,  反応経路 ,  吸着
準シソーラス用語： SIESTA ,  スパースモデリング ,  データ科学 ,  マテリアルズインフォマティクス ,  *不均一触媒 ,  量子化学計算 ,  表面吸着

分類 (1件)： 触媒の性質一般  (CB06121R)

引用文献 (24件)：

• 常田貴夫,『密度汎関数法の基礎』,講談社(2012)
• M. Kobayashi and H. Nakai, in Linear-Scaling Techniques in Computational Chemistry and Physics (Springer, 2011), pp. 97-127
• M. Kobayashi, T. Fujimori, and T. Taketsugu, J. Comput. Chem. 39, 909-916 (2018)
• 下司雅章編,計算科学のためのHPC技術1/2,大阪大学出版会(2017)
• M. Kobayashi and H. Nakai, J. Chem. Phys. 131, 114108 (2009)

タイトルに関連する用語 (8件)： マテリアルズインフォマティクス ,  新材料 ,  創出 ,  科学 ,  活用 ,  触媒反応 ,  活性 ,  予測