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J-GLOBAL ID：202002223518158025   整理番号：20A2780188

オープン衛星画像を用いた広域の汀線変動モニタリング

MONITORING OF SHORELINE POSITIONS USING OPEN SATELLITE IMAGES

著者 (2件)： 橋口喬太 (筑波大学大学院 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻) ,  武若聡 (筑波大学 システム情報系)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 76  号： 2  ページ： I_654-I_659(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： インターネットにより取得した準高分解能のオープン衛星画像を用いて,広域の汀線位置を高頻度に把握することを検討した.対象域を静岡県遠州灘海岸の東部(天竜川河口から20km)として,2010年から2019年の期間に撮影された78シーンより10m毎に汀線位置の読み取りを行った.汀線位置の読み取り結果は,離岸堤や突堤部等の汀線形状の特徴を捉えていること,汀線前進および後退等の変動傾向が既往の研究と整合すること,測量結果との平均的な差が衛星の空間分解能(20m)と同程度であったこと等により,その妥当性を確認した.(著者抄録)

シソーラス用語： *衛星利用画像 ,  *汀線 ,  高分解能 ,  *変動 ,  インターネット ,  空間分解能 ,  データ ,  静岡県
準シソーラス用語： オープンデータ ,  モニタリング ,  位置変化 ,  衛星データ ,  *衛星画像 ,  遠州灘 ,  高分解能衛星画像 ,  汀線変化

著者キーワード (6件)： Enshu-nada coast ,  satellite image ,  Arc GIS ,  shoreline changes ,  coastal erosion ,  sand bypassing system

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (12件)：

• 1) 松葉義直・佐藤愼司・波多野景治:静岡県福田漁港浅羽海岸サンドバイパス吐出口周辺におけるUAVを用いた地形変化監視手法の適用,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 72,No. 2,I_853-I_858,2016
• 2) 渡邊国広・加藤史訓・佐野滝雄:衛星SAR画像からの海岸線自動抽出の適用性と誤差要因の分析,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 75,No. 2,I_1285-I_1290,2019
• 3) Kilian Vos, Mitchell D. Harley, Kristen D. Splinter, Joshua A. Simmons, Ian L. Turner : Sub-annual to multi-decadal shoreline variability from publicly available satellite imagery, Coastal Engineering 150(2019), pp. 160-174
• 4) USGS : Landsat Look Viewer, https://landsatlook.usgs.gov, (2019年7/17, 7/19, 7/23, 7/25, 8/22, 9/9, 9/20閲覧)
• 5) SENTINEL Hub by SINERGISE : EO Browser, https://www.sentinel-hub.com/explore/eobrowser, (2019/7/17, 9/9, 11/1, 11/6, 11/25, 12/12閲覧)

タイトルに関連する用語 (4件)： 衛星画像 ,  広域 ,  汀線 ,  モニタリング