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J-GLOBAL ID：202002224063238460   整理番号：20A2524614

突発的な深夜の集中豪雨時における地域防災リーダーの対応行動と平時からの備えに関する調査研究-高知県西南地域を事例として-

A STUDY ON THE DISASTER RESPONSE LED BY COMMUNITY LEADERS AFTER UNEXPECTED LATE-NIGHT HEAVY RAIN AND DISASTER PREPAREDNESS: A CASE OF SOUTH EAST AREA, KOCHI PREFECTURE

著者 (3件)： 坂本淳 (高知大学 自然科学系理工学部門) ,  原忠 (高知大学 自然科学系理工学部門) ,  松本洋一 ((株)第一コンサルタンツ)
資料名： 土木学会論文集 F6(安全問題)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F6 (Safety Problem) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 10-19(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0256A  ISSN： 2185-6621  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,突発的な深夜の集中豪雨発生後における,地域防災リーダーの対応行動と平時からの備えに関して,事例調査に基づき考察することを目的とする.自主防災組織の地域防災リーダーによる迅速な意思決定と主体的な対応行動で人的被害を免れることができた地区に対してインタビュー調査を行った. その結果,リーダーは今回の被災を事前に予測できていなかったにもかかわらず,起床後に周辺状況から瞬時に危機を察知し,迅速かつ組織的な避難行動を行っていたことがわかった.また,この行動に至った背景には,平時から行政の限界を理解し,横のつながりなどを生かして自分たちの地区は自分たちで守る姿勢があった.(著者抄録)

シソーラス用語： 集中豪雨 ,  *水害 ,  *防災 ,  災害対策 ,  地域計画 ,  リーダ ,  意思決定 ,  人間行動 ,  *避難 ,  組織 ,  住民参加 ,  面接調査
準シソーラス用語： *豪雨水害 ,  自主防災組織 ,  *地域防災 ,  *避難行動

著者キーワード (5件)： unexpected heavy rain ,  community leader ,  evacuation response ,  disaster preparedness ,  community engagement

分類 (1件)： 災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (11件)：

• 1) 内閣府(防災担当),「地域防災リーダー入門」テキスト,http://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/gensai/leader_text.html,2014.
• 2) 高橋和雄,阿比留勝吾:鹿児島市の自主防災組織の現状と平成5年8月6日豪雨時の対応,自然災害科学,Vol. 14, No. 1, pp. 43-57, 1995.
• 3) 宮田英樹,木内邦治,塚本唯,田中衛,犬山正,福村誠:千代川流域における住民との協働による防災・減災の取り組みについて,土木学会論文集 F6 (安全問題), Vol. 69, No. 2, pp. I_115-I_120, 2013.
• 4) 上野靖晃,吉田護,北園芳人,柿本竜治,星出和祐:自主防災組織活動の活性化と活動責任者,土木学会論文集 D3 (土木計画学), Vol. 72, No. 1, pp. 14-24, 2016.
• 5) 藤田勝,清水浩志郎,木村一裕,佐藤陽介:活発な自主防災活動と日常的な地域活動の関連性に関する研究,都市計画論文集,Vol. 38, pp. 19-24, 2003.

タイトルに関連する用語 (8件)： 集中豪雨 ,  地域防災 ,  リーダー ,  行動 ,  調査 ,  研究 ,  高知 ,  地域