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J-GLOBAL ID:202002230497016505   整理番号:20A0799378

ビール大麦新品種「はるさやか」の播種期および施肥法の違いによる生育特性および麦芽品質

Growth Characteristics and Malting Qualities of a New Malting Barley Cultivar, ‘Harusayaka’, in Relation to Different Sowing Periods and Methods of Fertilizer Application.
著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 29-34  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: Y0232C  ISSN: 2189-4876  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ビール大麦新品種「はるさやか」の一般栽培を見据え,安定した高い収量性と高品質を実現できる栽培法を確立するために,播種期および施肥法の違いによる生育特性と麦芽品質を明らかにした。播種期の試験において,「はるさやか」は,11月中旬のやや早播,11月下旬の標準播,12月中旬の遅播の3水準において,いずれの播種期でも「ほうしゅん」より出穂期が1~2日早く,成熟期は同等もしくは1日早かった。「はるさやか」は,やや早播で穂数が多く,最も多収の傾向であり,麦芽品質も優れた。また,早播適応性を有する「しゅんれい」と同程度に被害粒の発生が少なく外観品質が優れたため,11月中旬播での早播適応性が高いと考えられた。遅播では,穂数が確保できず,収量が低下することが明らかとなった。また,施肥法の試験において,1追増肥により収量性は高くなる傾向であったが,倒伏程度や原麦粗蛋白質含量,麦汁β-グルカンは高くなり,麦芽品質は劣った。1追+2追では,整粒歩合が高まることで収量が高くなり,倒伏の助長や原麦粗蛋白質含量の増加もなく,麦芽品質は優れていた。以上のことから,「はるさやか」の播種適期は11月25日~12月5日の標準播を基本とするが,従来のビール大麦の播種適期より10日早い,11月中旬からの早播も可能であることが示唆された。また,「はるさやか」の施肥法は,a当たり窒素施用量で基肥0.6kg,第1回追肥0.3kg,第2回追肥0.2kgが適していると考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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麦  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (9件):

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