抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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開発者は同一の目的に対してどのようなソースコード記述方法を選択しているのかがソースコード解析ツールを用いて調査されてきた.しかし,既存のソースコード解析ツールの多くは多様なプログラミング言語への適用可能性を備えておらず,それらツールを用いて行われる調査の対象は特定の言語に限定されてしまっている.本稿では,既存のソースコード解析ツールMPAnalyzerにおける変更パターン抽出を対象に,多様な言語への対応を行う労力を削減する手法を提案する.提案手法では,ソースコード正規化をはじめとした,パターン抽出において適用対象言語ごとに実装されている機能を,対象とするプログラミング言語の形式文法と,文法に基づく抽出ルールを入力として与えることにより統一的に実現する.提案手法をライブラリnitronとして実装し,複数の言語からのパターン抽出を実現した.また,提案手法の利用により新しい言語への対応のための労力が軽減されることを確認した.(著者抄録)