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J-GLOBAL ID:202002232170554684   整理番号:20A2681403

日本の積雪地域における屋根除雪決定支援のための,雪荷重警報システム「YukioroSignal」の開発

Development of a Snow Load Alert System, “YukioroSignal” for Aiding Roof Snow Removal Decisions in Snowy Areas in Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 688-697(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,「YukioroSignal」として知られる雪荷重警報システムを開発した;このシステムは,雪荷重分布の評価を広い地域に提供し,日本の積雪地域における住宅屋根積雪除去決定に必要な情報を提供することを目的とする。システムは2018年1月に新潟県で発表され,その後2019年1月に山形県と富山県に拡大した。YukioroSignalは2つの要素を含む:積雪深データを収集する「Quasi-Real-Time Snow Depth Monitoring System」,およびSNOWPACKとして知られる数値モデルで,それで積雪水量(SWE)を計算することができる。単位面積当たりの雪荷重はSWEと等価であると見積もられる。住宅被害リスクレベルに基づいて,ISO22324に従って,雪荷重分布を色分けし示した。また,このシステムは除雪後雪荷重を計算することができる。計算した雪荷重は,雪枕を通して収集したデータを用いて検証した。計算された雪荷重は,測定された雪荷重に対し,21.3%の平均二乗誤差(RMSE)を持った。積雪期間の住宅地域に関しては,RMSEが13.2%であった。YukioroSignalは,多雪な2018年度において56000以上のページビューを,そして,より少雪な2019年度において,26000ページビューを受信した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (31件):
  • [1] S. Yamaguchi, S. Nakai, K. Iwamoto, and A. Sato, “Influence of Anomalous Warmer Winter on Statistics of Measured Winter Precipitation Data,” J. Appl. Meteor. Climatol., Vol.48, No.11, pp. 2403-2409, 2009.
  • [2] M. Ishizaka, H. Motoyoshi, S. Yamaguchi, S. Nakai, T. Shiina, and K. Muramoto, “Relationships between snowfall density and solid hydrometeors, based on measured size and fall speed, for snowpack modeling applications,” The Cryosphere, Vol.10, pp. 2831-2845, 2016.
  • [3] S. Margreth, “Falling snow and ice from buildings and structures: risk assessment and mitigation - two case studies,” 8th Int. Conf. on Snow Engineering, pp. 222-227, 2016.
  • [4] M. Carter and R. Stangl, “Increasing Problems of Falling Ice and Snow on Modern Tall Buildings,” CTBUH J., 2012 Issue IV, pp. 24-28, 2012.
  • [5] A. Nielsen, “Snow, Ice and Icicles on Roofs - Physics and Risks,” 6th Nordic Conf. on Building Physics in the Nordic Countries, pp. 562-569, 2005.
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