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J-GLOBAL ID：202002232189572290   整理番号：20A0515000

500m解像度MODIS-LCIデータを用いた日本沿岸の水色変動把握の試み

FEASIBILITY STUDY of EVALUATION of WATER COLOR USING 500 m RESOLUTION MODIS-LCI DATA for JAPANESE COASTAL SEA

著者 (5件)： 八木宏 (防衛大学校 システム工学群建設環境工学科) ,  南由里子 (元防衛大学校 システム工学群建設環境工学科) ,  渡邊大介 (陸上自衛隊 第12旅団第12化学防護隊) ,  磯崎由行 (株式会社センク21 事業第2部) ,  村上浩 (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 地球観測研究センター)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 74  号： 5  ページ： I_559-I_564(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： LCI(線形結合指標)を海域の水色の指標として,2006~2016年までの約10年間分の人工衛星のMODISデータの平均像を求めることで,日本沿岸の水色の空間分布とその季節変化を検討した.その結果,LCIは北海道周辺海域と房総九十九里沖で低い(相対的に緑の水色成分が強い)傾向があった.LCIの年間変動に対するクラスター解析結果からは,日本の太平洋岸では,九州~東海~関東南部,常磐~房総,日高・三沢沖の3つのグループ内に年間変動の類似性が認められた.さらに仙台湾~福島沿岸にEOF解析を適用したところ,主要な河川の河口から離れた海域で冬季にLCIが低下することがわかり,河川水の直接的な影響以外に沿岸部の水色変化を引き起こす要因があることが推測された.(著者抄録)

シソーラス用語： *沿岸 ,  海域 ,  分光放射計 ,  *環境管理 ,  空間分布 ,  季節的変動 ,  クラスタ分析 ,  主成分分析 ,  クロロフィルa
準シソーラス用語： 日本沿岸 ,  MODIS ,  *LCI【データ】 ,  季節変化 ,  クラスタ解析 ,  EOF解析

著者キーワード (4件)： Artificial satellite ,  MODIS ,  coastal water color ,  spatio-temporal variation

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (9件)：

• 1) 日本リモートセンシング学会編:第4章水域への応用,基礎からわかるリモートセンシング,理工図書,pp. 61-82, 2011.
• 2) 石坂丞二:沿岸域での海色リモートセンシングの現状と将来,沿岸海洋研究,第39巻,1号,pp. 21-26, 2001.
• 3) 笹岡晃征:海色アルゴリズムの現状について,写真測量とリモートセンシング,52巻,5号,pp. 243-246, 2013.
• 4) 作野裕司:沿岸環境評価のためのリモートセンシングデータ利用における現状と課題,2011年度(第47回)水工学に関する夏期研修会講義集 B コース,B_2_1-B_2_20, 2011.
• 5) 宇宙航空研究開発機構:http://www.eorc.jaxa.jp/cgi-bin/adeos/modis_index.cgi

タイトルに関連する用語 (5件)： 解像度 ,  日本 ,  沿岸 ,  把握 ,  試み