文献
J-GLOBAL ID:202002233004841122   整理番号:20A2101165

カンゾウ葉の浸透圧調節物質とスクロース代謝関連酵素の乾燥ストレスに対する応答特性【JST・京大機械翻訳】

Response of Osmotic Regulators and Sucrose Metabolization-related Enzymes to Drought Stress in Glycyrrhiza uralensis
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 819-827  発行年: 2020年 
JST資料番号: C2196A  ISSN: 1000-4025  CODEN: XZXUEV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では、甘草幼苗を供試材とし、ポット栽培の自然乾燥法を用い、対照(CK)、軽度(LS)、中度(MS)、重度(SS)乾燥ストレス処理を行い、甘草葉の浸透圧調節物質及びショ糖代謝関連酵素[スクロースリン酸合成酵素(SPS)を測定した。スクロースシンターゼ合成方向(Ss+),スクロース合成酵素分解方向(Ss-),中性インベルターゼ(NI),酸性インベルターゼ(A1),澱粉ホスホリラーゼ(SP)活性の変化,甘草の浸透圧調節特性及び糖分調節の酵素学的機構を検討した。干ばつストレスに対する甘草の応答メカニズムを明らかにした。結果:(1)干ばつストレスの程度が激化するにつれ、甘草葉の可溶性糖、可溶性タンパク質とプロリンの含有量は次第に増加し、拘束水/自由水の比は最初増加し、その後低下する傾向を示した。(2)乾燥ストレスの度合いが増すにつれ、甘草葉のショ糖、ブドウ糖、フルクトースの含有量は先に上昇し、その後低下する傾向が見られたが、異なるストレス強度にピークが現れる時間は異なった。その中、CKとLSの乾燥ストレス時のショ糖含有量>澱粉含量>ブドウ糖含有量>フルクトース含有量、MSとSS乾燥ストレス時の澱粉含量>ブドウ糖含有量>ショ糖含有量>フルクトース含有量、干ばつ程度の増加に伴い、甘草葉中のショ糖は澱粉に転化した。(3)乾燥ストレスの程度が重くなるにつれ、甘草葉のSPS活性が先に上昇し、その後低下し、Ss活性とInv(ショ糖インベルターゼ)活性が徐々に上昇し、SP活性が次第に低下する傾向を示した。Ss+活性とCKとの差異は有意ではなかったが,Ss-活性はCKと有意に異なり,Ss-活性はSs+活性よりも高く,Ss-活性がスクロース代謝の過程において主要な役割を果たすことを示した。(4)相関分析の結果、LSでは、NIはショ糖と負の相関関係があり、Ss-はデンプンと正の相関関係があり、ショ糖とは負の相関関係を示した。MSでは,スクロースとグルコースはSPS,Ss+,Ss-,NIとAIと正に相関し,SPと負の相関があった。SSでは、SPとNIはショ糖と正相関したが、澱粉とは負の相関関係を示した。軽度の乾燥処理下で、Ssはショ糖の分解に参加し、続いて澱粉を合成する。中等度と重度乾燥条件下で、SPは主に澱粉の分解を触媒し、ショ糖含有量を増加させ、ショ糖代謝をバランスさせる。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  酵素一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る