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J-GLOBAL ID:202002234981375046   整理番号:20A2489235

春から秋期にタイリクヒメハナカメムシおよびタバコカスミカメの温存に有効な植物ならびにその決定要因について

Effective insectary plants for conservation of indigenous predatory bugs, Orius strigicollis (Poppius), and Nesidiocoris tenuis (Reuter), in the spring to fall season and its factors
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  ページ: 121-132(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: F0758A  ISSN: 0387-1002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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アザミウマ類の土着天敵であるタイリクヒメハナカメムシおよびタバコカスミカメについて,露地条件でこれら天敵の保全に有効な天敵温存植物を評価した。フレンチマリーゴールド,スイートバジル,ホーリーバジル,ソバおよびオクラ等の植物を2016年夏秋期に10草種,2017年春夏期に13草種供試し,アザミウマ類および天敵の個体群動態を調査した。タイリクヒメハナカメムシの個体群動態は基本的にアザミウマ類の個体群動態に有意に影響を受けることが示された。しかし,各植物での両者(餌-天敵)の密度は必ずしも完全に比例した関係ではなかった。タイリクヒメハナカメムシに対する補助餌(花粉・花蜜)の適性は,植物種間で異なることから,本種の生息には植物の花粉や花蜜の質の違いも影響していると推察される。一方,タバコカスミカメとアザミウマ類の個体群動態は独立した関係にあり,本種の発生は植物の種そのものに依存していることが示唆された。タイリクヒメハナカメムシにはソバ,タバコカスミカメにはバーベナ‘花手毬・絢’がそれぞれ有効な天敵温存植物であると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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異種生物間相互作用  ,  生物的防除 
引用文献 (31件):
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