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J-GLOBAL ID：202002235031849858   整理番号：20A1680004

南海トラフ地震における津波火災のための瓦礫堆積予測

Prediction of Debris Thickness Distribution for Tsunami Fire in Nankai Trough Earthquake

著者 (2件)： 増田達男 (金沢工大 建築) ,  橋本隆司 (日本海コンサルタント)
資料名： 日本建築学会北陸支部研究報告集(CD-ROM)  (日本建築学会北陸支部大会研究報告集(CD-ROM))
号： 63  ページ： 249-252  発行年： 2020年07月19日 
JST資料番号： X0754B  ISSN： 0385-9622  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・下田市と尾鷲市を対象とする,南海トラフ地震による津波火災の原因となり得る瓦礫堆積に関する,航空レーザ測量データに基づく簡易評価モデルを用いた予測。
・浸水深に応じた木造家屋の倒壊流出率を与える建物被害関数,数値標高モデルに基づく堅朗建物混成率・平均値系勾配を求め,GIS上に堆積分布予測用データセットを作成。
・航空レーザ測量データに基づいて構築した瓦礫漂着確率と堆積量を乗じる簡易評価モデルによりデータセットを計算し,両市の津波浸水深,瓦礫堆積予測を地図化。
・瓦礫が遡上境界付近や山裾に堆積する一方で,浸水深7m以上の範囲で堆積しないことを示し,東日本大震災における津波火災状況および火災要因が瓦礫堆積にあることを実証。

シソーラス用語： *火災 ,  *大津波 ,  *建設廃棄物 ,  プレート間地震 ,  大地震 ,  静岡県 ,  三重県 ,  *堆積 ,  予測技法 ,  空中写真測量 ,  水位 ,  木造住宅 ,  数値地形モデル ,  地理情報システム ,  下田市 ,  航空レーザ測量 ,  浸水深 ,  南海トラフ地震
準シソーラス用語： 尾鷲市

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

引用文献 (5件)：

• 今井健太郎,大林涼子,甲斐芳郎,行谷佑一,高橋成実,直線海岸を有する沿岸地域における木造建物の津波被害関数の特徴,日本地震工学会,第12回年次大会,2016年9月,pp.1-6
• 増田達男,橋本隆司,東北地方太平洋沖地震における津波火災に関する堆積瓦礫 日本建築学会大会学術講演梗概集(北陸), 2019年9月, pp.377-378
• 今井健太郎,橋本隆司,澁江柾哲,増田達男,津波瓦礫の堆積量とその分布の簡易評価手法に関する検討, 土木学会論文集 B2(海岸工学),75,2,2019,pp.427-432
• 国土交通省, まちづくりにおける防災評価・対策技術の開発, 国土交通省総合技術開発プロジェクト, 平成10~14年度
• 都司嘉宣、増田達男、2011年東日本大震災の津波火災の発生条件、津波工学研究報告、Vol.35, 2018, pp.41-74

タイトルに関連する用語 (6件)： 南海トラフ地震 ,  津波 ,  火災 ,  瓦礫 ,  堆積 ,  予測