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J-GLOBAL ID：202002235913829352   整理番号：20A0185371

ペレニアルライグラスのクロロゲン酸含量を推定する波長選択型PLSR法を用いた近赤外分光分析

著者 (4件)： 江口研太郎 (農研機構 中央農業研究セ) ,  清多佳子 (農研機構) ,  木村俊之 (農研機構) ,  川村健介 (国際農林水産業研究セ)
資料名： システム農学  (Journal of the Japanese Agricultural Systems Society)
巻： 35  号： 3  ページ： 53-58  発行年： 2019年11月29日 
JST資料番号： L1606A  ISSN： 0913-7548  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・寒地型イネ科牧草であるペレニアルライグラスLolium perenneは機能性成分としてクロロゲン酸を豊富に含むので,その育種に当たってのクロロゲン酸の簡易・迅速な測定方法の開発を実施。
・近赤外分光分析で吸光度を求め,部分最小二乗法(PLSR),波長選択型PLSR法,遺伝的アルゴリズムPLSR法で検量線を作成してそれぞれを比較。
・二次微分吸光度スペクトルを用いた波長選択型PLSR法が他の方法と比較して実用的な精度でクロロゲン酸含量を推定できることが判明。

シソーラス用語： *ペレニアルライグラス ,  イネ科牧草 ,  生体成分分析 ,  近赤外分光分析 ,  *部分最小二乗法 ,  検量線 ,  オレフィン化合物 ,  多価フェノール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリオール
準シソーラス用語： Lolium perenne ,  遺伝的アルゴリズムPLSR法 ,  *植物成分分析 ,  *波長選択型PLSR法

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (1件)： クロロゲン酸

引用文献 (20件)：

• 阿武尚彦・田村 幸一・大野弘美・富 裕孝,2004,桑(Morus alba L.)葉エキスのマルターゼ、スクラーゼおよびα-アミラーゼ阻害作用について,日本食品保蔵科学会誌,Vol. 30,pp. 223-229.
• Boggia, R., Forina, M., Fossa, P., and Mosti, L., 1997, Chemometric study and validation strategies in the structure-activity relationships of new cardiotonic agents. Molecular Infomatics, Vol. 16, pp. 201-213.
• Hatano, T., Yasuhara, T., Yoshihara, R., Agata, I., Noro, T., and Okuda, T., 1990, Effects of interaction of tannins with co-existing substances. VII: Inhibitory effects of tannins and related polyphenols on xanthine oxidase. Chemical and Pharmaceutical Bulletin, Vol. 38, pp. 1224-1229.
• 石栗敏機,1981,ペレニアルライグラスとオーチャードグラスのめん羊による自由採食量と飼料価値の比較,日本草地学会誌,Vol. 26,pp. 430-434.
• Kawamura, K., Watanabe, N., Sakanoue, S., Lee, H., Inoue, Y., and Odagawa, S., 2010, Testing genetic algorithm as a tool to select relevant wavebands from field hyperspectral data for estimating pasture mass and quality in a mixed sown pasture using partial least squares regression. Grassland Science, Vol. 56, pp. 205-216.

タイトルに関連する用語 (6件)： ペレニアルライグラス ,  クロロゲン酸 ,  含量 ,  推定 ,  波長選択 ,  近赤外分光分析