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J-GLOBAL ID:202002237034432746   整理番号:20A1921470

アルキルガラートによるアミロース及び高アミローストウモロコシ澱粉包接錯体の酵素的消化【JST・京大機械翻訳】

Enzymatic digestion of amylose and high amylose maize starch inclusion complexes with alkyl gallates
著者 (5件):
資料名:
巻: 108  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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澱粉とフェノール化合物間の相互作用は,澱粉含有食品の物理化学的および栄養的特性に大きな影響を与える。相互作用の1つの特別な形は澱粉-ゲスト包接複合体化であり,それは澱粉とゲスト分子の間に形成される特異的非共有結合相互作用である。本研究では,ブチル(BG),オクチル(OG),ドデシル(DG),ヘキサデシル(HG)及びオクタデシル(SG)ガラートを含む,種々の鎖長の没食子酸(GA)及びアルキルガラートとアミロース及び高アミロースコーンスターチ(HAMS)包接錯体の錯化能及び酵素消化性プロファイルを調べた。包接複合体の形成を,示差走査熱量測定(DSC),X線回折(XRD),およびFourier変換赤外(FTIR)分光法を含む相補的技術によって調べた。迅速消化性澱粉(RDS),緩慢消化性澱粉(SDS)および難消化性澱粉(RS)含量として表される消化性プロファイルを,in vitro酵素消化アッセイを通して得た。結果は,GA,BG,およびOGがアミロースまたはHAMSのどちらかと包接錯体を形成することができないが,より長いアルキル鎖を有するガラートは,より安定な包接錯体を形成することができることを示した。包接錯体形成のない沈殿アミロースとHAMS試料は,おそらく澱粉老化による最低のRDSと最も高いSDS+RSを含んでいた。長いアルキル鎖,特にHGとSGを有するアミロースとHAMS包接錯体は,最も低いRDSと最も高いSDS+RSを有したが,非複合澱粉試料より高いSDS比率を有した。包接複合体,特にアミロース-HGとSG,およびHAMS-DG,HG,およびSGがSDS含有量の増加に寄与している可能性があることが示唆された。これらの包接複合体の水感受性と高い熱安定性は澱粉消化を遅延させた。澱粉-ガラート包接複合体の耐性だが安定した消化挙動は,血糖応答の調節,ならびに胃腸管への生物活性ゲスト化合物の遅い持続的放出を可能にするのに重要な意味を持つ。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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澱粉  ,  食品の品質 
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