抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・ガラス溶解炉排ガスは大気汚染物質であるNO
xやSO
xを含んでおり,これらの量を規制値以下に低減したうえで大気に放出する必要有。
・SO
xはアルカリ水溶液と容易に反応するため半乾式法や湿式法の脱硫技術によって処理できるが,NO
xはガラス原料由来の触媒独原因物資が含まれ,触媒層に蓄積し触媒性能の経時低下。
・そのため,従来の代表的なNO
x処理法の選択触媒還元法(SCR法)の適用が困難で,ガラス溶解炉排ガスに適した触媒不要な新しい後処理技術の開発の期待大。
・我々は,プラズマケミカル複合排ガス処理技術をガラス溶融炉に適用するため,実験室規模及びパイロット規模の実験を行ってきて,排ガス処理プロセスの性能向上及び最適条件を見出す実験から以下の結果を獲得。
・NO除去率90%以上を達成するためのO
3とNOのモル比は液ガス比1.0付近が最小。
・NO
x除去率については液ガス比の上昇とともに増加し,O
3とNOのモル比が1.1かつNO
x除去率についても70%を示した噴霧流量7mL/minの場合での液ガス比1.0付近への設定が適切と判明。