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J-GLOBAL ID：202002240410541830   整理番号：20A1855581

建設汚泥の適正活用を支援するトレーサビリティ管理システムの開発及び運用

DEVELOPMENT AND OPERATION OF TRACEABILITY MANAGEMENT SYSTEM TO SUPPORT APPROPRIATE AND EFFECTIVE UTILIZATION OF CONSTRUCTION SLUDGE

著者 (8件)： 山名宗之 (阪神高速道路(株) 管理本部管理企画部保全技術課) ,  富澤康雄 (阪神高速技術株式会社) ,  水野克己 ((一財)地域地盤環境研究所) ,  藤原照幸 ((一財)地域地盤環境研究所) ,  稲垣学武 ((一財)関西環境管理技術センター) ,  水田和真 ((一財)関西環境管理技術センター) ,  勝見武 (京都大学大学院 地球環境学堂) ,  嘉門雅史 (一般社団法人環境地盤工学研究所)
資料名： 土木学会論文集 F4(建設マネジメント)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F4 (Construction and Management) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 29-41(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0303A  ISSN： 2185-6605  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 泥土圧シールドトンネル工法からの発生土(建設汚泥)を海面埋立資材として再生活用する「シールド建設汚泥の再生活用事業」において,トレーサビリティを確保する「ETC電子マニフェストシステム」を開発した.本システムを建設汚泥リサイクルに運用することにより,産業廃棄物の発生から最終処分までの一連の処理工程管理に義務付けされるマニフェスト作成の大幅な労力削減につながり,1日当たり最大700件程度の電子マニフェストの即日発行を実現した.本システムは,排出,運搬及び処理に係る各事業者に即時性のあるマニフェストデータの収集・統合・共有を可能とするものであり,大量排出現場における各事業者の責任の明確化と運搬管理作業の効率化,省力化につながるなどのメリットを有することを実証した.(著者抄録)

シソーラス用語： 循環 ,  建設工事 ,  *汚泥 ,  *資源再生 ,  土木工学 ,  都市高速道路 ,  *シールド工法 ,  トンネル工事 ,  泥土 ,  土圧 ,  *トレーサビリティ ,  情報管理システム
準シソーラス用語： 資源循環 ,  *建設汚泥 ,  地盤環境工学 ,  阪神高速道路 ,  泥土圧シールド工法 ,  泥土圧シールドトンネル工事 ,  トレーサビリティ管理システム

著者キーワード (4件)： excavated soil ,  traceability ,  ETC manifest system ,  operation management

分類 (2件)： 産業廃棄物処理  (SC05040Z) ,  廃棄物処理一般  (SC05010S)

引用文献 (18件)：

• 1) 国土交通省:建設リサイクル推進計画 2014,2014.
• 2) 嘉門雅史:建設汚泥の再生利用の現状と課題,廃棄物学会誌,Vol. 19, No. 3, pp. 122-130, 2008.
• 3) 田中康寛:建設汚泥の再生利用に関する取組みと今後の展開について,廃棄物学会誌,Vol. 19, No. 3, pp. 131-137, 2008.
• 4) 阪本廣行:建設汚泥の再生利用に関する建設業界の取組み,廃棄物学会誌,Vol. 19, No. 3, pp. 138-145, 2008.
• 5) 水田和真,武甕孝雄,高田晴夫,建部実,五反田英雄,富澤康雄,山口良弘,今木博久,勝見武,嘉門雅史:ETCを活用した建設廃棄物の運搬管理システムの開発と導入,廃棄物資源循環学会研究発表会第22回研究発表会講演集,pp. 30-31, 2011.

タイトルに関連する用語 (6件)： 建設汚泥 ,  活用 ,  支援 ,  トレーサビリティ管理システム ,  開発 ,  運用