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J-GLOBAL ID:202002241838264919   整理番号:20A1064454

非生物的表面への大腸菌の初期付着を抑制するための調整溶質としての穀類抽出物の分析【JST・京大機械翻訳】

Analysis of cereal extracts as conditioning solutes to suppress the initial attachment of Escherichia coli to abiotic surfaces
著者 (5件):
資料名:
巻: 246  号:ページ: 947-953  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0437A  ISSN: 1438-2377  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,穀類抽出物で調整した非生物的表面への大腸菌の初期付着を調べた。抽出物はオオムギ,キノア,米およびコムギの粉から調製した水溶性画分であった。用いた株は,大腸菌ATCC8739,大腸菌NBRC3301,大腸菌NBRC3302,大腸菌NBRC13168,大腸菌NBRC13891および大腸菌O157:H7 Sakaiであった。ガラスとステンレス鋼の表面を25°Cで30分間,0.5%の穀物抽出物で条件付けしたとき,使用した菌株に関係なく,未処理のものよりも条件付き表面に付着した大腸菌細胞の数が有意に少なかった。非生物的表面に付着した大腸菌細胞数の減少における最も高い活性は,コムギ抽出物において見出された。抑制活性は,オートクレーブによる抽出物の処理およびα-アミラーゼとプロテイナーゼKによる酵素的消化後に安定であった。酵素処理後,硫酸アンモニウム分画とHiPrep 16/60セファクリルS-200 HRによるゲル濾過により活性化合物を精製した。精製した化合物は光散乱測定により約300kDaの平均分子量を示した。その成分の分析は,活性化合物がアラビノキシランであることを示した。モル比は,1.0(アラビノース)~2.46(キシロース)であった。市販のアラビノキシラン(平均分子量:370kDa)も同様の活性を示した。著者らの知る限り,これは非生物的表面への大腸菌の初期付着を抑制する穀類からの食物繊維に関する最初の報告である。Copyright Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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砂糖以外の糖  ,  食品の化学・栄養価  ,  果実とその加工品  ,  植物の生化学  ,  食品の分析 

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