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J-GLOBAL ID:202002244801315699   整理番号:20A0025289

腎細胞癌におけるNrf2プロモーター領域のNrf2遺伝子変異と一塩基多型rs6721961【JST・京大機械翻訳】

Nrf2 gene mutation and single nucleotide polymorphism rs6721961 of the Nrf2 promoter region in renal cell cancer
著者 (8件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-9  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7305A  ISSN: 1471-2407  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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核因子赤血球2関連因子2(Nrf2)は,代謝活性の促進により細胞増殖に関与する。それはまた,抗酸化剤の主要な調節因子で,腫瘍細胞増殖と化学療法への耐性において中心的な役割を持っている。従って,腎細胞癌(RCC)におけるNrf2の役割を調べた。転移性RCCを有し,細胞減少性腎切除を受けた50名の患者において,Nrf2プロモーター領域およびNrf2蛋白質発現における特異的一塩基多型(SNP;rs6721961)を研究するとともに,標的化次世代配列決定を用いてNrf2遺伝子突然変異解析を行った。標的化された次世代配列決定は,5つの腫瘍がアミノ酸配列変異と関連したNrf2のSNPを有する一方,11の腫瘍がKelch様ECH関連蛋白質1遺伝子のSNPを有し,35がvon Hippel-Lindau遺伝子のSNPを有し,いずれもフマル酸ヒドラターゼ遺伝子のSNPを持たないことを明らかにした。rs6721961の3つの遺伝子型は以下の頻度を示した:C/Cに対して60%,C/Aに対して34%,A/Aに対して6%。Nrf2変異およびC/AまたはA/A遺伝子型は,Nrf2蛋白質発現の増加と有意に関連した(それぞれp=0.0184およびp=0.0005)。原発腫瘍がNrf2遺伝子突然変異,C/AまたはA/A遺伝子型,またはNrf2蛋白質発現の増加を示したとき,血管内皮成長因子標的療法への転移の反応は有意に悪化した(それぞれp=0.0142,p=0.0018,p<0.0001)。そして,全体の生存は有意に減少した(それぞれp=0.0343,p=0.0421,およびp<0.0001)。高いNrf2蛋白質発現は,多変量Cox比例分析によると,より短い生存とも関連していた。これら所見は,RCCとNrf2シグナリングの進行の間の関係を示す。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (29件):
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