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J-GLOBAL ID：202002245597936227   整理番号：20A1236804

UAV-SfM/MVS測量における構造物の再現性向上のための最適条件の検討

STUDY ON OPTIMUM CONDITIONS FOR IMPROVING THE MODELING OF STRUCTURES IN UAV-SfM/MVS SURVEY

著者 (2件)： 長屋佑美 (岐阜工業高等専門学校専攻科先端融合開発専攻) ,  菊雅美 (岐阜工業高等専門学校 環境都市工学科)
資料名： 土木学会論文集 F3(土木情報学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. F3 (Civil Engineering Informatics) (Web))
巻： 76  号： 1  ページ： 32-41(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0254A  ISSN： 2185-6591  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,UAV-SfM/MVS測量が実務に適用されつつあるが,構造物を対象とした際の計測方法や解析方法について不明確な部分は多く,計測者の判断に委ねられている.そこで,本研究では,UAV-SfM/MVS測量において構造物の再現性を高めるための計測方法および解析方法について検討することを目的とした.UAVでの空撮では,カメラの角度やオーバーラップ率・サイドラップ率を変化させ,3Dモデルを構築する際には,解析時の設定値を変化させた.その結果,鉛直下向き撮影画像のみで作成した3Dモデルは構造物側面に空洞が生じて再現性が低くなる一方,鉛直下向き撮影画像に斜め撮影画像を加えることで構造物の再現性を高められることがわかった.また,斜め撮影画像を加えることで構造物の再現性だけでなく,距離精度も高められることを明らかにした.(著者抄録)

シソーラス用語： 無人機 ,  *画像処理 ,  測量 ,  *計測 ,  モデル ,  *構造物 ,  再現性 ,  精度 ,  三次元モデル ,  SfM【画像処理】
準シソーラス用語： 3Dモデル

著者キーワード (5件)： UAV ,  SfM/MVS ,  3D model ,  Metashape ,  survey

分類 (1件)： 写真測量,空中写真  (RC02040D)

引用文献 (11件)：

• 1) 早坂寿人,大野裕幸,大塚力,関谷洋史,瀧繁幸:UAVによる空撮写真を用いた三次元モデリングソフトウェアの精度検証,国土地理院時報,No. 127,pp. 107-116,2015.
• 2) 大石哲,白谷栄作,桐博英,高橋順二,水上幸治,村木広和:UAVを使った低空画像解析による海岸堤防の劣化状態の検出,土木学会論文集 B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_1717-I_1722,2015.
• 3) 北川悦司,吉永京平,村木広和:UAV空撮画像における3次元モデリング(SfM/MVS)ソフトウェアの特性比較,土木情報学シンポジウム講演集,Vol. 71,No. 43,pp. 53-56,2018.
• 4) 国土地理院:UAV を用いた公共測量マニュアル(案) ,http://www.gsi.go.jp/common/000186712.pdf(オンライン),2017.
• 5) 山川奈巳,菊雅美:UAV-SfM測量による構造物の3次元モデル化に関する一考察,平成28年度土木学会中部支部研究発表会講演概要集,IV-063,pp. 437-438,2017.

タイトルに関連する用語 (5件)： MVS ,  測量 ,  構造物 ,  再現性 ,  最適条件