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J-GLOBAL ID:202002246944097994   整理番号:20A2511878

腫瘍分泌GRP78は肝臓微小環境における前転移ニッチの確立を促進する【JST・京大機械翻訳】

Tumor-Secreted GRP78 Promotes the Establishment of a Pre-metastatic Niche in the Liver Microenvironment
著者 (13件):
資料名:
巻: 11  ページ: 584458  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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肝臓は免疫寛容臓器であり,様々な癌に対する遠隔転移の共通部位である。グルコース調節蛋白質78(GRP78)の発現レベルは腫瘍悪性腫瘍と関連する。腫瘍細胞から放出される分泌GRP78(sGRP78)はマクロファージと樹状細胞(DC)におけるサイトカイン産生を調節することにより免疫抑制腫瘍微小環境の確立に寄与する。しかし,肝臓での腫瘍細胞のコロニー形成と転移に対するsGRP78の役割は不明である。ここでは,GRP78が他の組織および器官と比較し,肝臓でより高いレベルで発現していることを見出した。sGRP78過剰発現乳癌細胞株(E0771)を用いて硝子体内イメージングを行い,sGRP78が肝臓において樹状細胞(DC)およびF4/80+マクロファージと相互作用することを見出した。重要なことに,sGRP78過剰発現はDC活性化を阻害し,F4/80+マクロファージにおけるM2様分極を誘導した。さらに,sGRP78過剰発現は肝臓におけるTGF-β産生を増強した。結論として,sGRP78は,腫瘍微小環境をリモデリングし,免疫寛容を促進することにより,肝臓における腫瘍細胞コロニー形成を促進する。肝転移の予防または治療に対するsGRP78標的化戦略の能力をさらに検討する必要がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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細胞生理一般  ,  生物学的機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (47件):

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