文献
J-GLOBAL ID:202002248854106482   整理番号:20A0468286

地環研の躍動-公害国会から50年の節目に地環研が迎える転換期-緊急時環境調査を想定した迅速スクリーニング法の開発と災害現場への適用

著者 (1件):
資料名:
巻: 43(A)  号:ページ: 58-62  発行年: 2020年02月10日 
JST資料番号: Z0777A  ISSN: 0916-8958  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
・平成21年度から緊急時の環境調査にも適用可能な化学物質の迅速スクリーニング法の開発を始め,これまでに土壌や底質を対象とし,約1000種の半揮発性有機化合物(SVOCs)の有無を1日で判別するスクリーニング法を開発。
・本法は,水を“熱源”として利用するマイクロウェーブ抽出による迅速前処理と,約1000種のSVOCsの保持時間,マススペクトルおよび検量線情報が登録されたGC-MS用自動同定・定量データベース(AIQS-GC)を組み合わせた手法。
・本法の災害現場への適用事例として紹介する東日本大震災後の環境調査において,水質に比べて汚染の履歴を残している可能性が高い,平地(汚染区)の土壌(津波堆積物)を対象に高台等(非汚染区)のリファレンス試料を用いて環境調査やリスク評価を推進。
・東日本大震災の環境調査の経験をもとに,「緊急時における環境微量汚染物質の迅速スクリーニング(REPE)」を提案。
・令和元年度から,国立環境研究所と地方環境研究所(計37機関)で行うII型共同研究「災害時等の緊急調査を想定したGC/MSによる化学物質の網羅的簡易迅速測定法の開発」がスタート。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
自然災害  ,  土壌汚染  ,  その他の物質の化学分析  ,  その他の物質の各種分析  ,  ガスクロマトグラフィー  ,  質量分析計 
引用文献 (31件):
  • 佐賀新聞,2019.〈佐賀豪雨〉油流出は5万4000リットル 佐賀鉄工所調査結果.URL. https://www.saga-s.co.jp/articles/-/437962(2019年10月時点).
  • 中央防災会議,2018.防災基本計画.URL. http://www.bousai.go.jp/taisaku/keikaku/pdf/kihon_basic_plan180629.pdf(2018年6月時点).
  • 内閣官房,2018.国土強靱化基本計画.URL. https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/pdf/kk-honbun-h301214.pdf(2018年12月時点).
  • 宮脇崇,飛石和大,竹中重幸,門上希和夫,2013.マイクロウェーブ抽出を用いる土壌中有機汚染物質のスクリーニング法の開発.分析化学62,971-978.
  • Miyawaki, T., Tobiishi, K., Takenaka, S., Kadokami, K., 2018. A rapid method, combining microwave-assisted extraction and gas chromatography-mass spectrometry with a database, for determining organochlorine pesticides and polycyclic aromatic hydrocarbons in soils and sediments. Soil and Sediment Contamination 27, 31-45.
もっと見る

前のページに戻る