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J-GLOBAL ID:202002250265049503   整理番号:20A0183143

硝酸グアニジン/塩基性硝酸銅混合物の燃焼挙動に及ぼす金属酸化物の影響

Influence of metal oxides on the combustion behavior of guanidine nitrate/basic copper nitrate mixture
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  号: 5-6  ページ: 183-188  発行年: 2019年12月31日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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硝酸グアニジン(GN)/塩基性硝酸銅(BCN)混合物は自動車エアバッグシステムにおけるガス発生器の主成分として用いられる。本研究では,毒性燃焼ガスの量を低減できる新しい添加物を探索するために,GN/BCN混合物の燃焼挙動に及ぼす金属酸化物(ZrO_2,Al_2O_3,MgO,TiO_2,CuO,Cu_2O,SnO_2,V_2O_5,WO_3,MoO_3)の添加の影響を調べた。煙突型鎖バーナを用いて行った燃焼試験は,金属酸化物を含むGN/BCNの燃焼速度が無添加GN/BCNのそれと比較して増加することを示した。燃焼ガスの組成は添加した金属酸化物のタイプに依存して変化した。燃焼ガス中に含まれるCOの量は,2300°C以下の低沸点酸化物(CuO,Cu_2O,SnO_2,V_2O_5,WO_3,又はMoO_3)を含むGN/BCN中で著しく減少した。一方,Al_2O_3またはMgOを含むGN/BCNに対して,NO_x量は減少し,CO量は無添加GN/BCNのそれとほとんど同じであった。燃焼残留物の分析は,金属酸化物がCO含有量を減少させる酸化剤として作用し,一方,Al_2O_3とMgOがNO_xの還元のための触媒として作用することを示した。毒性ガス組成における有意な変化は,TiO_2またはZrO_2を含まないGN/BCNと無添加GN/BCNの間で観察されなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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車体構造とぎ装  ,  各種爆薬と推薬 
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