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J-GLOBAL ID:202002251647508462   整理番号:20A0623112

夏秋小ギクにおける高温による開花遅延およびフロリゲン遺伝子FTL3の発現抑制の品種間差

Varietal Differences in High Temperature-induced Flowering Retardation and Repression of Florigen Gene FTL3 in Summer-to-autumn-flowering Small-flowered Spray-type Chrysanthemums
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 381-390(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: L4829A  ISSN: 1347-2658  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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キクの電照栽培による開花調節では,暗期中断処理終了から開花までの期間の高温による開花遅延が夏季において問題となる.電照栽培に適した夏秋小ギクを用いて,人為的な高温処理による開花遅延の程度を調査したところ,大きな品種間差が見られた.人為的な高温処理下でも開花が遅延しにくい品種では,高温年における圃場での露地電照栽培でも,開花遅延が小さい傾向が見られた.夏秋小ギクの露地電照栽培では,高温開花性の高い品種を用いることによって,年次変動の少ない安定的な計画生産が可能となるといえる.また,高温による開花遅延反応の大きく異なる品種間で,花成を促進するフロリゲン(FTL3)遺伝子の発現レベルを比較したところ,高温開花遅延の大きい品種では,高温によってフロリゲン遺伝子の発現が強く抑制された.一方,高温開花遅延の小さい品種では,フロリゲン遺伝子の発現レベルは維持された.よって,キクタニギクおよび秋ギクと同様に,夏秋小ギクにおいても,高温によるフロリゲン遺伝子の発現抑制が開花遅延を引き起こすと考えられた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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花き・花木  ,  植物生理学一般 
引用文献 (10件):

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