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J-GLOBAL ID：202002252162218997   整理番号：20A0779187

2018年北海道東部胆振地震における広域にわたる斜面崩壊/地滑り

Slope failures/landslides over a wide area in the 2018 Hokkaido Eastern Iburi earthquake

著者 (4件)： Kawamura Shima (Graduate School of Engineering, Muroran Institute of Technology, 27-1 Mizumoto-cho, Muroran, Hokkaido 050-8585, Japan) ,  Kawajiri Shunzo (School of Earth, Energy and Environmental Engineering, Kitami Institute of Technology, 165 Koen-cho, Kitami, Hokkaido 090-8507, Japan) ,  Hirose Wataru (Geological Survey of Hokkaido, Environmental and Geological Research Department, Local Independent Administrative Agency, Hokkaido Research Organization, Kita 19 Nishi 11, Kita-ku, Sapporo 060-0819, Japan) ,  Watanabe Tatsuya (School of Earth, Energy and Environmental Engineering, Kitami Institute of Technology, 165 Koen-cho, Kitami, Hokkaido 090-8507, Japan)
資料名： Soils and Foundations (Web)  (Soils and Foundations (Web))
巻： 59  号： 6 (冊子)  ページ： 2376-2395  発行年： 2019年12月 
JST資料番号： U2456A  ISSN： 0038-0806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北海道東部胆振地震は,広域にわたって多数の斜面崩壊/地すべりを引き起こした。特に,斜面崩壊による大きな被害は,震央の北部に位置する厚真と安平の町に集中していた。厚真では,震度7(気象庁)が観測された。これは,北海道において,このような震度の地震を初めて記録されたものである。この地域における地質は,主に,樽前山,恵庭山と支笏カルデラの3種類の降下火砕堆積物(fa)により形成された。最も深刻な損傷は,これらの降下火砕堆積物において発生した。さらに,泥岩で構成された岩盤斜面の大規模な滑りは,厚真の幌内地区の日高-幌内川流域で生じ,その土石流は河川に流れ込み,河道の閉塞を引き起こした。本論文では,自然斜面に対する地震誘発損傷について要約し,この地域に分布する崩壊した火砕流降下堆積物の物理的特徴と力学的性質を提示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *地震 ,  火砕流堆積物 ,  北海道 ,  *斜面崩壊 ,  *地滑り ,  震災 ,  カルデラ

著者キーワード (5件)： 2018年北海道胆振東部地震 ,  斜面崩壊 ,  地すべり ,  火砕流堆積物 ,  泥岩

分類 (1件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 北海道 ,  地震 ,  広域 ,  斜面崩壊 ,  地滑り