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J-GLOBAL ID：202002252407839512   整理番号：20A1476752

熱可塑性樹脂砥石を用いた脆性材料の研削性能に関する研究 第一報:石英光ファイバの鏡面加工

Study of grinding performance of brittle materials using a thermoplastic resin grinding wheel: 1^st Report: mirror polishing of optical fiber

著者 (7件)： 鹿野祐樹 ,  奈良健太 ,  津田雄一郎 (東北学院大) ,  菜嶋理 (FCL) ,  松浦寛 (東北学院大) ,  遠藤春男 (東北学院大) ,  斎藤修 (東北学院大)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 64  号： 7  ページ： 375-379  発行年： 2020年07月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は研削だけで研磨と同等の表面性状を得るために熱可塑性樹脂をボンド剤に用いたダイヤモンド砥石を開発している.本研究では,光通信で使用される石英光ファイバの端面を粒度,研削方式を変えて研削したあとに表面粗さを測定した.その結果,粒度#6000以上の熱可塑性樹脂砥石を用いて乾式研削することで石英光ファイバの端面を鏡面にすることができた.また,そのときの光ファイバ同士の接続損失は一般光学仕様値である0.1dB以下であった.(著者抄録)

シソーラス用語： 表面性状 ,  *熱可塑性プラスチック ,  *ダイヤモンド砥石 ,  *鏡面仕上 ,  *光ファイバ ,  *石英 ,  開発 ,  粒度 ,  *研削 ,  *表面粗さ ,  乾式切削 ,  伝送損失 ,  材料 ,  *機械工作
準シソーラス用語： 熱可塑性樹脂 ,  材料開発 ,  接続損失 ,  ボンド

分類 (2件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  研削  (QC03000R)

引用文献 (13件)：

• 1) B. SKUBIC, G. BOTTARI, A. ROSTAMI, F. CAVALIERE and P. ÖHLÉN: Rethinking Optical Transport to Pave the Way for 5G and the Networked Society, Journal of Lightwave Tech., 33,5 (2015) 1084.
• 2) J. TERADA, T. SHIMADA, T. SHIMIZU and A. OTAKA: Optical Network Technologies for Wireless Communication Network, 42nd European Conference on Optical Communication (2016).
• 3) 総務省: 第1部 特集人口減少時代のICTによる持続的成長, 情報通信白書平成30年度版, 第3節, (2018).
• 4) K. Abe, N. Yasunaga, M. Miyashita, J. Yoshioka and M. Daito: Development of Ultraprecision Grinding Equipment for Ductile Mode Grinding of Brittle Materials, JJSPE, 59, 12 (1993) 73 (in Japanese).10.2493/jjspe.59.1985
• 5) M. TAKAHASHI: Angled-Convex-Polishing Apparatus for Optical Fiber Endfaces and Its Experiments, JJSPE, 64, 4 (1998) 588.10.2493/jjspe.64.588

タイトルに関連する用語 (8件)： 熱可塑性樹脂 ,  砥石 ,  脆性材料 ,  研削性能 ,  研究 ,  石英 ,  光ファイバ ,  鏡面