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J-GLOBAL ID：202002252794824752   整理番号：20A1118647

難リサイクル性プラスチックのリサイクルに向けた研究開発

Research and Development toward Achievement of Hard-to-recycle Plastic Recycling

著者 (3件)： 熊谷将吾 (東北大学大学院環境科学研究科) ,  齋藤優子 (東北大学大学院環境科学研究科) ,  吉岡敏明 (東北大学大学院環境科学研究科)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 99  号： 1  ページ： 17-21(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,海洋プラスチック問題や中国を始めとするアジア諸国における廃プラスチック受入制限等を契機に,世界中でプラスチック利用やリサイクルの在り方について大きな関心が寄せられている。今後,リユース・リサイクルが容易なデザインの製品設計や使用済み品の回収方法が検討されていくであろうが,現状,既存のリサイクル技術では再資源化が難しい廃プラスチック(本稿では“難リサイクル性プラスチック”と呼ぶ)はまだまだある。本稿では,著者らがこれまでに取り組んできた研究開発の一例として,プラスチックおよびバイオマスの共熱分解による化学原料化,およびワイヤーハーネス細線から被覆樹脂および銅を分離回収する剥離技術開発,の2テーマを中心に紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： ごみ ,  *プラスチック ,  *リサイクル ,  資源再生 ,  条約 ,  有害廃棄物 ,  *熱分解 ,  木質バイオマス ,  *ワイヤリングハーネス ,  *原料 ,  化学 ,  *資源回収 ,  銅 ,  脂肪族塩素化合物 ,  ビニル化合物
準シソーラス用語： バーゼル条約 ,  プラスチックリサイクル ,  ワイヤハーネス ,  海洋ごみ ,  共熱分解 ,  再資源化

著者キーワード (3件)： プラスチックリサイクル ,  金属リサイクル ,  熱分解法

分類 (1件)： 資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (1件)： 塩化ビニル

引用文献 (10件)：

• 1) Zhang, X.; Lei, H.; Chen, S.; Wu, J., Green Chemistry, 18, 4145-4169 (2016)
• 2) Kumagai, S.; Fujita, K.; Kameda, T.; Yoshioka, T., Journal of Analytical and Applied Pyrolysis, 122 , 531-540 (2016)
• 3) Kumagai, S.; Fujita, K.; Takahashi, Y.; Kameda, T.; Saito, Y.; Yoshioka, T., Journal of the Japan Institute of Energy, 98, 202-219 (2019)
• 4) Kumagai, S.; Fujita, K.; Takahashi, Y.; Nakai, Y.; Kameda, T.; Saito, Y.; Yoshioka, T., Scientific Reports, 9, 1955 (2019)
• 5) Matsukami, A.; Kumagai, S.; Kabashima, F.; Kanai, M.; Yoshioka, T., 22nd International Symposium on Analytical and Applied Pyrolysis, (2018)

タイトルに関連する用語 (4件)： リサイクル ,  プラスチック ,  研究 ,  開発