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J-GLOBAL ID:202002252830169623   整理番号:20A0469613

タイ国南部,トラン県の浅い沿岸域の表層を漂流するマングローブの落葉落枝に附随する魚類相と大型無脊椎動物相

Fish and macroinvertebrate fauna associated with floating or drifting surface water mangrove litter in a shallow coastal area in Trang, southern Thailand
著者 (5件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 177-184  発行年: 2020年01月27日 
JST資料番号: L2718A  ISSN: 1341-8998  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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マングローブの落葉落枝は東南アジアのマングローブ林の中や周辺の沿岸域に絶えず供給されており,頻繁に表層を漂流しており水生動物に生態学的な恩恵を与えている。沿岸生態系におけるこのような落葉落枝の潜在的な役割を明らかにする最初のステップとして,タイ国,トラン県の浅い沿岸域において,タモ網を用いて附随する魚類相と大型無脊椎動物相を調べた。398個体の魚類(35種),33個体の大型甲殻類(8種),30個体の頭足類(1種)が採集された。調査期間を通じて,Zenarchopterus sp. 1 (cf. Z. dunckeri)の稚仔魚が最も多く存在した魚類であり(全魚類の31.4%),次いでButis butis (16.3%),コトヒキ Terapon jarbua (13.3%)であった。ヒメイカ類のIdiosepius sp.が最も多く存在した大型無脊椎動物であった(全体の47.6%)。採集された標本の多くは小さな個体であった。マングローブの落葉落枝は,非構造状態である表層に構造状態であるミクロハビタットを供給しており,おそらく他の場所への回遊などの移動に要するエネルギーコストの抑制や,捕食リスクの低下,餌利用性の上昇などの機能(小動物のための)を有しており,小動物による落葉落枝への親近性が増大することになる。Copyright The Ichthyological Society of Japan 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水産生物学一般  ,  生態系 

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