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J-GLOBAL ID:202002253295869247   整理番号:20A0503156

切断されたクラス1インテグロン遺伝子カセット配列は下痢原性大腸菌の抗菌薬耐性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Truncated Class 1 Integron Gene Cassette Arrays Contribute to Antimicrobial Resistance of Diarrheagenic Escherichia coli
著者 (10件):
資料名:
巻: 2020  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クラス1インテグロン(c1-インテグロン)は下痢性大腸菌(DEC)における多剤耐性と関連する。しかし,DEC株において,これらのc1-インテグロン,特に切断されたc1-インテグロンの中に位置する遺伝子カセットについてはほとんど知られていない。したがって,本研究の目的は,日本におけるヒト糞便試料から誘導されたDEC分離株における抗菌抵抗性と切断されたc1-インテグロンの存在の間の関係を明らかにすることであった。日本からの合計162人のヒトの糞便由来DEC分離株を,抗菌感受性試験,PCRに基づく遺伝子検出,および次世代配列解析によって調べた。結果は,DEC分離株で同定されたc1-インテグロンの44.4%(12/27)がintI1(c1-インテグロンの要素)のみを保有し,IS26,Tn3またはIS1-グループ挿入配列により切断されたことを示した。抗微生物薬耐性の頻度における差異は,無傷と切断されたc1-インテグロン陽性DEC分離株の間で記録されなかった。無傷/切断c1-インテグロン,特に腸凝集性大腸菌分離株を含む分離株は,c1-インテグロンを含まない分離株より多くの抗菌剤に耐性であった。aadAとdfrAは,本研究で調べた無傷/切断c1-インテグロンにおける最も一般的な抗菌耐性遺伝子であった。したがって,これらの無傷/切断されたc1-インテグロン内に位置する遺伝子カセットは,DECの間で抗菌抵抗性を付与することにおいて限られた役割しか果たさない可能性がある。しかし,切断されたc1-インテグロンを持つDECは,無傷のc1-インテグロンを持つ株と同様に,c1-インテグロン陰性DECよりも多くの抗菌剤に抵抗性がある可能性がある。Copyright 2020 Akiko Kubomura et al. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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分子遺伝学一般  ,  抗細菌薬の基礎研究 
引用文献 (37件):
  • J. P. Nataro, J. B. Kaper, "Diarrheagenic Escherichia coli," Clinical Microbiology Reviews, vol. 11, no. 1, pp. 142-201, 1998.
  • T. J. Ochoa, C. A. Contreras, "Enteropathogenic E. coli (EPEC) infection in children," Current Opinion in Infectious Diseases, vol. 24, no. 5, pp. 478-483, 2011.
  • M. S. Donnenberg, "Enterobacteriaceae," Principles and Practice of Infectious Diseases, pp. 2503-2517, Elsevier, Philadelphia, PA, USA, 2015.
  • T. J. Ochoa, M. Molina, C. F. Lanata et al., "High frequency of antimicrobial drug resistance of diarrheagenic Escherichia coli in infants in Peru," The American Journal of Tropical Medicine and Hygiene, vol. 81, no. 2, pp. 296-301, 2009.
  • Y. Chen, X. Chen, S. Zheng et al., "Serotypes, genotypes and antimicrobial resistance patterns of human diarrhoeagenic Escherichia coli isolates circulating in southeastern China," Clinical Microbiology and Infection, vol. 20, no. 1, pp. 52-58, 2014.
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