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J-GLOBAL ID:202002253649316342   整理番号:20A2056118

日本列島に沿った東アジアのセイヨウノダイコンにおける根質量分率における温度関連クライン

Temperature-related cline in the root mass fraction in East Asian wild radish along the Japanese archipelago
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 321-330(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: Y0311B  ISSN: 1344-7610  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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野生の様々な環境条件に晒される,広く分布する野生植物は農業利用に関わる,様々な重要な機能形質を持つ。東アジアのセイヨウダイコン(Raphanus sativus)は,広く生息し,傑出したシンク機能を持つこと,ならびに2つの栽培品種があることから,適切なモデル植物である。14個体群と3つの試験場所による,複数回の一般的圃場試験を,収量と分配における多様性の定量のため,日本列島に沿って実施した。個体群内の顕著な多様性および試験場所との相互作用効果が,根および苗条の量および根質量分率(RMF)に関して検出された。個体群変化のランク順は場所において顕著に変化し遺伝的効果の分散成分は収量形質において小さい(2.4~4.7%)一方,RMFは遺伝的分散が大きく(23.2%)全地域において北の個体群で一貫して高かった。解析から,種子の成長期の平均気温は,地域に関わらず,RMFの多様性に関わる最も重要な要因であることが明らかになった。著者らは,資源分配の形質は温度関連クラインがあり,より寒冷な気候に生息する植物は根に資源を転流させることができると結論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  植物に対する影響 
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